ふと覚めた。別に悪い夢を見たわけでもないしベッドから落ちた訳でもないけど目が覚めた。あまり出たくない毛布の中をモゾモゾと出て布団をはぐ。そしてゆっくりとベッドから降りた。
下に降りて外を見てみるとあたりは暗く珍しく朝から雨が降っていた。辺りの暗さで季節を感じてしまう。
学校にいつも通り登校し朝練の時間になる。いつもなら外を走るが雨でグランドが濡れていて中で練習する事になる。
朝練が終わっていつもなら暑いと感じる教室もちょうどいいと感じる。中で練習したせいかはわからないが暑いよりは良かった。そして制服に着替えて読書をする。今日で今読んでる小説が読み終わった。この巻で最後だと言う。もう少し読みたかったと言う気持ちが出てくる。しかし『これで最終巻で......』みたいな言葉に悲しさとか残念さを覚えてしまう。
毛筆や硬筆、美術と言うものは良く「下手上手じゃない。」と先生方は言う。けど自分はそうは思えない。字が下手な人がいくら頑張って人並みにいけたとしても元々字がうまい人には追いつかず結局うまい人とかが賞をとったりする。絵だって練習したって元々の才能を持っている人にはかなわない。これは全ての事に言えるかもしれない。勉強もスポーツも全て。全ては才能や能力。努力を否定しているわけではない。自分だって努力はしているつもりの人間で___。けどやはり叶わない事はあるのだと感じる。
帰りも雨が少し降っていた。地面に落ちる雨の音がどこか自分に笑ってるように聴こえた。

明日は明後日はどんなに日になるのだろうか___。