きりすと、とは「てんせいしゃあだむ」のことである。

きりすとを、「だいにのあだむ」ともいう。


「ひと」とは、「あだむ」と「いぶ」のことだ。

「にんげん」とは、ひととひととのあいだのこ、のことである。


あだむのげんざい、にんげんのつみのこんげん。

じだいとともにふくれあがった、にんげんのつみのげんいんは、あだむ。


それらすべてのつみをなすりつけられて、死ぬのがきゅうせいしゅのやくめである。


だがすべてのつみをとりのぞいても、

にんげんが

「すべてのつみは、きりすとがおった。このあともわるいことをしても、きりすとのせいにすれば、ゆるされるだろう」


というかんがえ。


この

「なにしてもいいだろう」

「なにしてもゆるされる」

というかんがえが、きけんである。


にんげんのつみが、まいかい、なくならないりゆう。