お葬式午前10時から、主人のお母さんが御年94歳で施設に入居しているのですが、まだご顕在で、息子のお葬式に連れてくるべきか悩んだんですが、やはり、親子なのに最後に息子に合わせないなんて、駄目だと言うことで主人の兄夫婦が、施設から、お姑さんを連れてお葬式に参列させてくれました

お式が始まり主人の元気な頃の家族とのスライドショーから始まり、お寺さんの御経が始まり、

ご焼香が始まり、、、

お棺にお花をそれぞれ入れてあげる段階で、早すぎるわー!って泣き叫ぶお姑さん

私も主人を失って悲しい、十分悲しいけど、

私も人の親やから、逆縁の辛さはよくわかる、

もしも私の子供らが私より先に逝ってしまったら、、、そう思うとお姑さんの方がもっと辛いのかな、と少しだけ冷静になれました

同窓生のお友達も昨夜書いて頂いた色紙をお棺に入れて下さり、会社の方々もお通夜に来て頂いた人とは、又違う方々が、泣きながらお花を手向けてくださり、皆さんに見守られながら私は主人のお写真を胸に抱きしめて、抱きしめて、火葬場へ


流石に主人が、最後のお別れをして、火葬炉の中へ入っていくときは子供の様に泣けました

あの優しい笑顔、屈託のない笑顔、困った感じの作り笑顔、お父さん、笑顔ばっか

消えていく、辛かった、

次女が、私を抱きかかえ、おとんは直ぐに帰ってくるからな!大丈夫やからな!って、、


会館に戻ると近所のお友達ご夫婦が待っていてくれ、一緒にお骨を拾いたい、と

同窓生のお友達も、、

なので親族と一緒にお昼ご飯を食べて頂いて

その場でも主人の思い出話、有り難くて、私も笑顔で私の知らない主人の話に聞き入り


親族とお友達等とで主人が、出てくるのを待ちました、もう、お骨になってしまった主人を見て

私も何らかの覚悟ができていました

大きな立派な喉仏、しっかりとしたお骨でした

お父さん多分あんな変な肺ガンにさえなっていなかったら、長生きしたでしょうね

みんなで、あなたのお骨を拾ったよ

あんなに雨が降っていたのに雲がさーっと晴れてあなたはきっと雲の間から、天国へ行ったんだね

死にたくなかったよね、自分の病気が信じられなかったよね、動けなくなっていく、食べれない、痩せていく、本当にこわかったよね、でもでも、最後まで私達には、優しかったよね、

ありがとう、ありがとう、大好きやなぁ、こんなに短命だとは思わなかったけど、やっぱりあなたと一緒になって今も幸せだよ、多分これからも私は幸せなんだと思う


初七日も無事終えてお骨になっちゃったあなたを抱いてお家へ帰りました

悲しい気持ちだけのお式ではなく、これからの遺された私達家族の希望のあるお式でした。