20日、あの日、長女、長男とで面会は行き

山の見える窓際の部屋からナースステーションの

隣の二人部屋へ移動し、尿瓶も用意され、

ずっとハァハァ息をし胸からは変な音がして

暑い暑いと言い、横になったり座ってみたり。

でも、放射線の落書きを見たら喉から胸の上まで

印が入ってて、腰の時みたいに放射線が効いたら

そこら辺のガンが消えたら、いいや、少しでも小さくなったら、主人はまだ少し生きられるかもしれない。4人でファィト!オー!って

長男も長女も励まして励まして

長男がドジって主人も笑って

主人の笑った顔を見て私も嬉しくなって

笑う力があるから大丈夫、って言った

帰る時も背中越しに私に向かって

気ぃつけて帰りや、って優しく

誰もがまさかこの後に急変するなんて

たまたま、いや虫の知らせ?

長女が家に泊まってくれると言うのて

長男は帰り、二人で焼き肉

生中2杯飲んで泣きながら二人でお肉をたらふく食べて明日からお父さんの放射線の応援しよう!と決意表明し、死んだように寝てしまった

夜中の2時、長女にお母さん!お父さんが急変した!って起こされて、慌てて着替えたりお財布だけ掴んで会いに行く準備

長男、次女にも連絡を入れ長女の運転で駆けつけた、駆けつけたのに

お父さんは、もう目を剥いて意識がなかった

きたよ!起きて!わかる!って言いながら顔を両手て揺さぶってみたけど駄目でした、何の反応もなかった

当直医の説明を聞いている間長女の叫び声

何が、何が起こっているのか、一瞬わからなくなりました