4月の終わり頃から始まったGWも明日で終わりを告げる。
「何か」が始まれば、その「何か」は必ず終わりを迎える。
ワタクシにとって、休みは至福のヒトトキ♡である。
様々な物事を一瞬だけ忘れることができるのだ。
まあ、そのヒトトキ♡が終われば、再び講義が再開するのだが…
 
(ワタクシの至福のヒトトキ♡の一つは「海鮮丼を食べること」)
 
大学には日々、時間や課題に追われている学生が大勢いる。
果たして純粋に「学問の追求」ができる、能力の高い学生がどれだけいるだろうか。
体感では1%もいないだろう。
時間を守って講義や実習に出席し、次々に与えられた課題を処理しても新たな敵が出現する。
それは「中間試験」や「期末試験」といふ、マコトに厄介な相手だ。
やらかしてしまえば、単位取得が危うくなってしまう。
単位を取れなかったら、再び同じことを繰り返すこととなる。
 
(海鮮丼を至近距離で見つめる。う~ん、よろしい。)
 
コロナが収束し、ほとんどの講義が対面授業となった今、同じ科目の再履修は非常に面倒である。
講師による出席の確認があるのだから、時間通りに講義室まで向かい、退屈な90分間を15回過ごさなければならない。
ワタクシはそれがイヤなので、何が何でも単位を取得するほかないのだ。
このように大学内でのすべての勉強は「単位取得のため」、「就活のため」になってしまう。
 
(海鮮丼の別アングル。オイシューございました。)
 
「わたしは、しょうらい、ケーキやさんになりたい」
「ぼくは、こんちゅうはかせになりたい」
「わたしはおはなやさん」
「ぼくはサッカーせんしゅ」
このように幼い頃の少年少女のような、澄み切った本気の思いを持つことなどできるはずがない。
それは年月が経つにつれ、現実と向き合う必要が出てくるからであろう。
しかし、大人になっても澄み切った思いを持つ人、あるいはその思いが芽生えた人だっているはずだ。
ワタクシは大学がそんな人が学問を追求するのみならず、ひいては夢を追求する場所でもあってほしいと心から思っている。
 
(さらに別アングルからパシャリ!ごちそうさまでした。)