ハムスターの眼球突出という病気を知ってから、どうにも我が家のハムスターの目もとび出ているように見えてしまう。
写真見ても問題ないし、心配のしすぎなんだろうけどね。衝撃を与えないようにハムスター小屋の二階への階段を取り外したり、チップを細かく砕いてみたり。
ただ本人はそんな事関係ねぇとばかりに自力で二階にはい上がったり、チップを全力でかき分けて進んでいく。もう人間でいえば60歳に近いのに、夜中は全力で回しぐるまを回す。
そんな姿を見ていると、心配っていうのも結局人間のエゴなのかなあとか思ってしまう。自分が安心したいだけで、別にハムスターの気持ちを考えているわけじゃない気がする。
食事に関しても同じ。
我が家のハムスターは生後1年6ヶ月。平均寿命2年まであと半年。飼い主としては、当たり前だけど少しでも長生きして欲しい。だからこそ、長く語り継がれる伝承という意味で「ロア」と名付けたのだから。
けれど、徹底した食事制限で少し長生きするよりも、ハムスターの気持ちを考えると美味いものを食べて充実した半年を送る方が幸せなのかもしれない。……なんてことを考えながら、最近はハムスターのオヤツ売り場を眺めている。
意思疎通ができない以上、どちらが正解とも言えない。すべて飼い主の判断に委ねられる。可愛がってきたからこそ……難しいね。
