昨日メールをお送りしたところ早速今日、『Artemis Engine』利用許可のお返事をいただきました。早い! 有り難い!!
ただ、私誤って商用利用のサイトに問い合わせてしまったらしく、開発者の御影様よりメール頂きました。公式の開発サイトは、『こちら』です。
『Artemis Engine』はiPhone、Android、Windows端末で動作するクロスプラットフォームのゲーム制作ツールで、数日前に紹介した『ティラノスクリプト』と方向性はだいたい同じです。一番の違いは、HTML5を使用していないためブラウザゲームは制作できないけれど、iPhone、Androidのスマホアプリには非常に適していること。
これは、公式サイトの採用事例の多さから見ても言えることだと思います。
以下、30分ほどざっくりとサンプルとタグリファレンスを見てみた感想です。
まず、サンプル(Windows)を見るとそのビジュアルの表現力に驚かされます。
何が違うんだろう? と思いながらマニュアルを読んでみるとRetinaディスプレイにまで対応しているとのことで納得。解像度の違いですね、これ。
Nscripterでは、800×600の解像度が最大(のはず)でしたが、Retina対応となると960×640までは対応できることになります。まだ詳細には読んでないのでなんとも言えないのですが、これだけの解像度で作成できると、特にグラフィックが重要となるノベルゲームでは大きなアドバンテージとなりそうです。
文法は、吉里吉里/KAGがベースなのでだいたいは似てます。
ただ、変数管理やグラフィック表示はちょっと違いますね。
・吉里吉里での変数の代入
[eval exp="f.flag1 = 1"]
※吉里吉里/KAG特有の『f.』は他では使えないかもしれません。
・Artemis Engineでの変数の代入
[var name="f.flag1" data="1"]
Artemis Engineでは、varを使用するということでjavascriptに近い文法です。
・Javascriptでの変数の代入
var f.flag1;
f.flag1 = 1;
ただ、前に書いたのですが正規表現で置き換えてしまえばいいので、それほど気になりません。
具体的には秀丸エディタを使用した場合だと、
【置換前】
[eval exp="(.+) = (.+)"]
【置換後】
[var name="\1" data="\2"]
で変換できる……はず、です。
フリーソフトのサクラエディタでもできそうかな?
Android向けのAPKファイルの生成は、ONscripterと似ています。ティラノスクリプトでは、ECLIPSEというJavaなどのプログラムを書く時に使う統合環境を導入する必要があるので、アプリ化の手間としてはArtemis Engineの方が楽ですね。
ふむ……何はともあれ、土日にでも試してみよう。