私の住んでいる社員寮は、祝日はご飯がありません。一応キッチンらしきものはあるものの、料理はかなり難しく、殆どの場合は、弁当やカップ麺に頼っています。
ということで、今日は買出しです。いつも行っている徒歩10分ぐらいのスーパーへ。道を歩く人々は、いつもとそれほど変わらないようにも見えます。ただ、マスクの装着率が高く、あと何故か高齢の方の姿が多く見られました。
実際の店の状況はというと…………思ったより買い占めは進んでいるようでした。トイレットペーパー、電池、懐中電灯、携帯ラジオなどは全滅。カップ麺、カロリーメイトなどの保存食もほぼ残っていません。辛うじて、水は少しあるみたいです。また、ニュースの影響か、牛乳、卵、納豆あたりも売り切れていました。確認はしてこなかったのですが、きっとほうれん草も同じ状況かと思われます。
品薄の物は個数制限が設けられていて、例えば「ペットボトルの飲料は2本まで」「ティッシュペーパーは一つまで」などなど、通常は見られない張り紙が貼られていました。特に「ご家族で一つまで」と書かれた制限事項は、今まで見たことがなく、状況の深刻さを物語っています。昔、教科書で見た「石油ショック」に匹敵する騒動になりつつあるのかもしれません。
ただし、です。あくまで品薄なのは「備え」に関してのもの。弁当や水以外の飲料は普通に残っていて、私も弁当、お茶、チーズなどいつもとそれほど変わらぬ買い物ができました。
また、一度家にも戻ってから今度は駅の方向へ出かけたのですが、こちらはいつもよりも人が多いぐらいの状況でした。もちろん、節電でかなり薄暗くなってはいます。しかし、ほとんどの店は通常営業していて大きな混乱は見られません。
せっかくなのでよく行くラーメン屋に立ち寄ると、ほぼ満席という盛況ぶり。少しほっとします。
まだまだ不安なニュースは流れています。ただ、町を走りまわる子供たちを見ながら、すべてをマイナスで捉えるのも精神的によくないのかなぁ、とふと思いました。
もう少し冷静になってニュースを見ていくよう、心がけたいです……