試算

ちょっと気になったので、計算してみました。

全国の自動販売機、特に冷却／加温など消費電力の大きい飲料自販機の台数は、2,565,100 [ 台 ]（2009年12月末現在）

そのうち東京電力管轄内になると思われる割合をざっくり1/4とすると、2,565,100÷4 = 641,275 [ 台 ]・・・Ａ

それらの最大消費電力を700 [ W ] （ワット、ざっくりですが ^^ゞ）とし、[ kW ] （キロワット）に単位換算すると 0.7 [ kW ]

稼働率（実際に最大消費電力で稼働している割合）を50 [ % ] とすると、0.7×50 [ % ] = 0.35 [ kW ]・・・Ｂ

この消費電力に上記の範囲の台数をかけて、Ａ×Ｂ＝641,275×0.35 = 224,446 [ kW ]

んんん・・・・・想像していたよりも小さいかも？

ちなみに１００馬力の自動車の最大出力（1.3リッターぐらい？）は、キロワットに換算すると73.55 [ kW ]

つまり、自動車に例えると約3060台分って・・・・・結構少ないですね！

まあ、自動車も常に全開で走っているわけではないので(；´Д｀)

もっと動力が必要だったのでは？と思ったんだが、このまま進む。

で、東京電力のピーク時供給力は3,800万 [ kW ]、すなわち　38,000,000 [ kW ]

消費電力のうち自動販売機が占める割合は、0.59 [ % ]　しかない！

ので、街中の自動販売機を全部撤去しても、あまり節電にはならないのか・・・・・(T_T)

その上、すでにこの業界の方々も努力されているようで↓

『夏場の電力不足予想時には缶・ＰＥＴ飲料自販機は冷却運転を停止しています』

ちなみに、計算に使用した参考資料は、こちら↓

一般社団法人日本自動販売機工業会
http://www.jvma.or.jp/

電力の使用状況グラフ（当社サービスエリア内）｜東京電力
http://www.tepco.co.jp.cache.yimg.jp/forecast/index-j.html

途中式など、間違っていたらコメント願います(^_^;)

では、また。