自分が買ったその直後から株価は突然上がりません。どちらかというと下がると思ったほうがいいと思います。
上がると思ったから買った。
下がると思ったら買わないだろう。
全くそのとうり!そのとうりですが、それは自分の希望なんですよね。
気付かないといけないのは、世界中の誰かが同じ銘柄を見て自分だけが買いたい、と思うわけがない。それ、他の誰かも欲しいと思ってます。
それは最も美味しそうに見える頂点で買わされていることに気付きましょう。
証券会社から株を買ってるのではなく、誰かが売ってくれたので買えるのです。
自分が今こそ買いだ、と思ったときなぜ買えたのか。
それは売った人がいるからです。
その人は、
「今こそ買い時!」
と思った自分に、
「うまく売ってやった!」
という、もう一つの視点があることに気付きましょう。
こう考えると、株は一気に買うのではなく3回くらいに分けて買うほうがリスクが減ります。
戦略的に値段を考えて、損を最小にするにはどのアプローチが良いのか、勝つ確率をより高めるにはどうするかを考えます。
買った直後に価格が上がることが、買う前から気になる人ほど一気に買います。
利することばかり先行して、大事な自分の資金を守るという思考が足らない人が陥りやすいのですが、一気に買うというのは確率を上げる思考ではなく、一か八かの賭けでしかありません。
買った直後に下がらなかったらいいな、くらいの期待値であるべきで、株価は明日以降上がればいいというスパンで判断しましょう。
短い時間軸で利益を出せる人は一握りの天才だけであり、少なくとも自分はそうではない、その辺の町行く人と才能はさして違わない。
買った直後から株は上がると思わなければ、自ずと戦略も変わってくるでしょう。
