ここ二日
入院していた友人が立て続けに退院した。
一人は、一年半の長期で
もう一人は三ヶ月。
長期だったIは、
わたしの整体の先生。
携帯も持たず、テレビも見ない先生は
誰にもいえないような話もすっと引き出してくれる
どこか浮世離れした女性だった。
もうひとりの彼は
心臓が二回止まったところから生還した。
今住んでる場所の近所に住む男性で
いつも
おはよう
おかえりと
わたしの手を握ってくれる人だった。
彼は昨日退院して
その足で自分のお店に来た。
その店前で、帰宅したわたしとばったり会った。
あっ
と声がでた瞬間
涙がでそうになり、唇をかむ。
ごめんなぁ
心配かけてなぁ
といって
わたしの手をとる
この人の大きな人間力に
毎回強く抱きしめられてしまう。
とにかく
二人とも良かった。
ほんとうによかった。
その夜は
なぜかうまく寝付けなかった。
なので寝ることを諦めてベットからでて
本を読みながら津波の情報を追っていたら
いつの間にか
朝
そのまま、9時からの鑑定に三ノ宮にでる。
16時過ぎ
鑑定を終え駅に向かう途中
純喫茶のハム・サンドイッチが急に食べたくなったので、
三ノ宮の駅から15分くらいのところにある古い喫茶店に向かう。
この純喫茶には、
二体のキーウィの置物と(白と薄い緑)
喫煙するお客さんがいる。
店内は20席ぐらいでいつも満席。
最近は喫煙できるお店が少ないから
どうしたって、こういうお店には人が入る。
わたしは煙草は吸わないし
煙草の煙もすきではない。
けれど、
喫茶店とBARは
煙草が吸えるのは当たり前だと思ってるから、
むしろ吸えない場所の喫茶店を見ると
複雑な気持ちになる。
だから、喫茶店にいく。
キーウィの置物も見れる。
煙草は苦手だから
すぐ頭がいたくなるけれど
ここにはほどよい雑音と
わたしがどこかに置いてきた現実感と
わたしの知らない生活がある。
無機質の空間
オーガニックな空間
土だらけの空間
煙草が吸える空間
きれいに酔えない空間
全部わたしは一緒
人それぞれの
選択肢
それでいいのだと思うのだけれど、
そうじゃない場所が多い。
良いものも、悪いもの
どちらにも偏り過ぎるのが苦手なんだと思う。
わたしの大好きな友人Rは
ありとあらゆる食に関する
オーガニックを極めた後、
ジャンクを口にし、
安いアルコールで酔っぱらい
葉巻を吸っていた
うまくいえないけれど
そういう人がすき。
器用過ぎる不器用と
不器用過ぎる故の器用
わたしは
どっちもすき。
