近所の書道教室に通っている、るぅとゆぅ
ゆぅも今年、1年生から入り
慣れないうちは私も付き添っている。
るぅにとっては通い慣れた教室だ。
親が付き添っている子は何人もいて
その中にこちらも姉弟で来ている子達がいる。
お姉ちゃんは2〜3年生位。
弟君はゆぅより小さい、幼稚園児だ。
ある時、その子達の字を見たら
あまりの上手さに驚いた
今これだけ上手にかけたら
将来は先生になれるんじゃない
ってレベル。
それから気になって
先生に見せに行く為に並んでいる
その子達の字をチラ見しながら感心していた
でも、ある時見てしまったのだ
弟君が1人で書いたであろう字は
幼稚園児の字、そのものだった。
あれ…
いつもの字は
と、思ってその隣に座っていたお姉ちゃんを見ると
その子のお母さんがお姉ちゃんの手をとって
一緒に書いていたのだ。
そりゃ、うまいはずだよね
なんの為に
先生は知ってるのかな
とか色々考えちゃったけど
その家のやり方があるだろうから
私には関係のない事だが。
そして今日、月1回の書道誌が配られた
階級ごとにズラリと名前が並び
書道の階級が上がったかどうかわかるので
励みにもなるものだ。
その書道誌を見ながら例のお母さんが
「うちの子の名前が見当たらないんですけど。」
と、先生に声をかけていた。
先生は
「昨日届いたから、まだ全員分チェックしてないのよね。」
なんて言っていた。
そのうち
「あっ、ありました。後ろの方に載ってました。」
なんて声が聞こえた。
すると先生
「あんまりうますぎると、親が手伝ったんじゃないかと審査の先生が思って、級の後ろの方になっちゃうこともあるのよ。」
って言っていた
やっぱり先生気づいているよね
例のお母さん、その後の返答はなかった…
いったい何がしたいんだろうと
思わずにはいられない