昨日は子ども会の仕事で
ある行事の寄付金を集める為に
100世帯近くを手分けしてまわるという
なかなかハードな作業があった
私達親子は、もう1人の親子と一緒に
まわり始めたのだが…
もう1人の方は、子どもが4人おり
末の子ももう高学年という
子ども会行事においてはベテランの方
なので、とても心強かったのはいいけれど…
序盤で大きく躓いた
うちの家の数軒隣に、昔ながらの
小さな商店がある。
駄菓子も多数おいてあり
子どものたまり場みたいにもなっている
そのベテランの方、顔も広く
まずその商店の方に、ちょっと聞いてくる
と行ってしまった。
と、言うのも家をまわる為にもらった
地図も名簿もだいぶ古いもので
最近のお家事情を確認してくると…
この行事が復活したのはコロナ前ぶり。
商店の方、地域への配達も行っていて
その辺りの事情も詳しいのだ。
まぁ確かにその作業をしておけば
来年の名簿やら何やらも助かるだろう。
でも!
午前中の限られた時間に
手分けして多くの世帯をまわらにゃならないのに
今それって必要
他にも何グループかがまわっていたけど
与えられたもので、どうにかやっている。
待っている子供らも既に飽きてくるし
とにかく話が長くて、時間のムダ
んで、やっと話が終わって
いざ、集金!と動き出そうとしたら…
今度は商店の方が「実はね…」
と話しが始まってしまったー


まぁ、でもその内容がなかなか酷くて
驚いたんだけれども。
子どものたまり場みたいになってるその商店。
よく道路にはみ出て遊んでいる子がいたり
あんまりよろしくないなぁと思っていた。
るぅは基本、放課後遊ぶ友達がいないので
遊んでいる子ども達を見ながら
るぅにもあんな友達がいたらなぁ…
なんて思う事もあったけれど
商店の方の話しを聞いたら、良し悪しだなと。
低学年の女の子、4.5人で遊んでた時の事。
1人の女の子が「ナイフが落ちてた。」
と、見せてきたというのだ
他にも「こんなのも落ちてた。」と
葉包丁のようなものも。
驚いた商店の方は、「どこに落ちてたの
」
と聞き、指さした先には
商店の道路を挟んだ向かいの空き家。
その空き家の隣が、ちょっとした空き地で
そこには小さな物置が建っている。
空き家の前が駐車スペースになっており
度々そこにたむろする様子も見かけていた。
商店の方、その空き家に近づくと
お菓子の食べた袋が散らかしてあったという。
まずそこで注意するものの
「これは私の食べたものじゃない。」とか
口々に言い訳が始まったという
そこは「皆で片付けなさい
」と
叱ってくれたらしいが…
そしてナイフや包丁が落ちてた状況を確認。
すると空き家の隣にある
物置が開いているのに気付いたという。
物置には鍵がついていたが
それも開けられていたらしい
「鍵はどこにあったのか。」と聞くも
「下に落ちてた。」と。
でもその鍵、とてもピカピカで
落ちていたようには見えなかったという。
おそらく、どこかに隠していたものを見つけ
勝手に開けたんじゃないかと、言っていた。
そこでも子ども達は
「私がやったんじゃない。」とか
なすりつけ合いが始まった。
商店の方は
「空き家だろうが、勝手に入ってこんな事したら泥棒と一緒だよ
警察に言われてもおかしくないんだよ
」
とかなりきつく叱ったらしい。
すると
「子どもがやった事だから。」
と、言い放った子もいたと
末恐ろしすぎる
商店の斜め前辺りに住んでる子もいて
「ここじゃなくて、自分ちお家の前で遊びな。」
と、言ったら
「だってここ、人住んでないし。家の前で遊んだらおばあちゃんに怒られる。」
と、返してきた子もいたとか
開いた口が塞がらないってこの事
しかも低学年の女の子達の話だ。
商店の方は
「叱られた事を子どもが親に話して
親が謝りくるかと思ったけど、それもないね。」
と…
話しを聞く限り、まず無理だよね。
そんな子達が、自分の都合の悪い事を
親に話す訳がない
ナイフや包丁なんて、一歩間違えば
怪我や命にだって関わりかねない。
勝手に人んちの物置を開けてあさり
面白半分にそんな物持ち出せる感覚がわからん。
自分ち子がそんな事したら
ただじゃおかないよ
だから正直、その子達と
関わりがなくて良かったと思ってしまった
物置を率先してあけた女の子
るぅと同じ習字教室に通っている
すぐ近くなのだが、
行きは未だに歩いて送っていっている。
でもその女の子、まだ保育園の時分から
1人で教室に行き来していた。
その当時は、1人で偉いなぁ
なんて思っていたけれど。
帰りにるぅと一緒に帰ってきて
うちの前からなかなか帰らない事があり。
大人に対しても妙な人懐っこさがあった。
るぅの話しでは、自分自分と
自分の事ばかり話すからあんまり話したくない
と、フェードアウトしてた
スルー力があった事に驚き。
そんなこんなで、寄付金集めの始まりが
なかなかやって来ないという
謎の拷問が始まり、私の疲れはたまるたまる
しかもベテランの方、顔が広いので
知ってる方に会う度に雑談をはさむので
更にペースが落ちるというおまけ付き…
最後は先に集金が終わったグループの手伝いで
2時間以上かけてようやく終了
歩き疲れた…
午後からはクリスマス会手伝いで
その後定例会と、1日働き詰めよ
こりゃ、子ども会抜ける人の気持ちもわかる
実際そう言ってた人もいた。
まぁそれでも、クリスマス会は楽しそうだったし
寄付金は子ども達のお年玉にもなるらしい
頑張った甲斐もあったという事で…