今朝、園バスの待機場に向かう途中
「ママ〜、ゆぅ君さぁ猫飼ってみたいんだよね
」
と、言い出したゆぅ
先日、動物ふれあい広場的なとこに行って
うさぎやモルモットがえらく気に入り
ずっーと入り浸っていたからなぁ
そりゃ、私も猫が大好きだから
飼いたい気持ちが無い訳ではない
でも、可愛い以上に責任も伴うからな〜
なんて考えていると
「それでさぁ、ドッグフードをあげたいんだ
」
うん、キャットフードな。猫はドッグフードじゃないだろ。
と、盛大なツッコミを入れたいのを抑えつつ
「うん。猫はドッグフードは食べないんじゃないかな
」
と、返した。
「じゃあ何なら食べるの
」
「猫はキャットフードじゃない
」
「そっかぁ、キャットフードかぁ…。」
っていうやり取りをしているうちに
待機場までついて、A君ママ親子に会うと
その話はすっかり終わったから良かったけれど…
猫のいる毎日
考えただけでも幸せな気分になるけど
実際に飼うとなると、金銭面やら
掃除、糞の始末やら病気の時など…
私にはどうにもクリアできない数々の難題。
それに、やっぱりいつかの別れは
想像に難くない…
私が子どもの頃、母は父の実家で完全同居。
その上敷地内に父の姉である
伯母家族まで住んでいた。
今じゃなかなか無いだろうな
うちは父が動物苦手だったから
動物を飼うことは絶対許されなかった。
でも伯母家族は動物好き
ある日、私が家の前の捨て猫二匹を拾った時
うちでは飼ってくれなかったけど
伯母家族が2匹とも引き取ってくれた
そこからは私の
猫飼ってる風生活が始まった
伯母には3人娘がいて
その従姉とは仲良かったから
一緒に猫を可愛がった
今考えると、私だけめっちゃいいとこ取り
子猫の成長を一緒に見守りながら
どれくらいか経った頃
その日はいきなり訪れた…
私が学校から帰ってきてしばらくして
窓の外を見たら、庭に2匹のうちの1匹がいた。
でも何か明らかに様子がおかしくて
苦しそうに口が半開きの状態で
庭をグルグル走り回っている
私が外へ出て叫ぶと
気づいた従姉達も外へ出てきてくれた。
その時には、その場でグルグル回り始め
従姉がそれを止めると、グタっとして
口からは泡をふいていた
その光景に、小学生の私は何にもできなかった。
その後、病院へ連れてってもらったけど
助からなかったんだよね
病院では
おそらく農薬か何かを口にしてしまった
と、言われた。
私は拾っただけで、お世話の大変な部分は
みんな伯母家族がしてくれていた。
それでも一緒に過ごし可愛がった日々は
私の中でかけがえのないものだったから
その落ち込みは本当にしんどかった…
猫の名前も私がつけさせてもらったんだよね
あの時の事が今でも心にあって
やっぱり飼うのは無理だなぁって。
近所の野良猫愛でたり
猫飼ってる人に触らせてもらえる位が
私にはちょうどよい
なんなら今はハチワレのぬいぐるみで満足
るぅにも猫飼いたいとか言われるけど
将来、自分が責任持って飼いなね
と思ってる。