部活動、1番頑張ったのは
中学の時の3年間かな〜![]()
吹奏楽に入って
憧れのトランペットを吹いた![]()
この時の楽器決めは
先輩の独断と偏見で審査されるものだった![]()
トランペットを希望した新入部員は
私を含めて4人。
その中から1人だけが落とされる![]()
私以外の3人は、上に兄姉がいた為
名の知れない私が不利だなぁと思っていた…
それなのに![]()
落とされたのは、上に兄がいる
親はピアノの先生である、同じ学年でも
とても目立つ女の子だった![]()
しかも、小学校でもトランペットやってたのに。
こんな優秀な人材を落として
何がどうなってる
って感じだった。
まぁ、入ってから内情を知れば
ただ単に落とされた子は
生意気だったから![]()
っていう、くだらん理由だった。
中学で色んな情報が回るんだよね。
後輩のあいつは生意気だとか、何だとか…
その点私は地味で目立ちもしないし
たぶん何の情報もなかったんだろな![]()
落とされたその子は
吹奏楽にあっさり見切りをつけ
運動部に行ってしまった。
でも、それが正解だったろうなぁ。
そんな理由で
明らかにトランペットがうまいその子を
落とす部にいたって、無駄なだけだ。
実際面倒でくだらない事はあった![]()
トランペットの先輩から突然
何かの理由でサックスのある先輩を怒らせた。
だから新入部員3人で
謝りに行ってと言われる![]()
このサックスの先輩、とにかく怖くて有名![]()
廊下ですれ違う時に先輩に挨拶しないと「挨拶がない
」と
ドスがきいた声で脅されたり
(この先輩に限らずだけど)
私は何の事がわからずとにかく怖くて
誠心誠意の謝罪をしに行った![]()
んで、また後から分かった事は
同じトランペットのRちゃんの態度が悪くて
怒っていたのだと…
その時は、ただただ自分のせいじゃなかったと
安堵した気持ちになったけど。
後から思えば
私ともう一人のSちゃん関係ないじゃん![]()
Rちゃんだって、先輩に強気にいける子じゃない
ほぼ難癖みたいなもんだなぁと…![]()
当時は先輩という存在がとにかく怖くて
すごい権力を持っていたなぁと思う![]()
昭和だな〜![]()
今、そんな入部の決め方されたら
大問題にされそうだけどね![]()
そして憧れのトランペットを始めた私だが
中学の時は歯科矯正も始めた![]()
これも今思えばやめときゃ良かった…
歯科矯正しながらの吹奏楽
出来ない事はなかったけど
歯の痛みと戦いながらで辛かった![]()
でも、どうしても辞めたくなかった理由…
トランペットはなぜか
自分の楽器を買う人が多くて![]()
私も憧れていただけに欲しくて欲しくて
母に何度も頼みこんで買ってもらったのだ![]()
決して安くはない楽器。
買ってもらった銀色のトランペットは
私と母の思いがつまっていたから
やめたくはなかった。
でも、矯正のせいか私のせいか
うまくなかったんだよなぁ![]()
自分の音が常にこもったような感じで
他の2人のような澄んだ音が出ない気がした。
だからいつも自信がなくて…
2人より劣っている自分が悲しかった![]()
私が中2にあがり
特に怖いとされた学年が卒業。
少しだけ、部の雰囲気も和らいだかな〜![]()
そんな時に、パート決めがあった。
先輩は私達3人に「ファーストやりたい人〜
」
なんて聞いてきたけど、RちゃんもSちゃんも
「私なんて…。」と遠慮してる。
でも、私は分かっていた。
ファーストをやるべきなのは
私より上手なRちゃんかSちゃんしかいないのだ。
火を見るより明らかな状況に
私だけが黙ってた![]()
すると先輩は
「じゃあ決まらないから、私達で決めさせてもらっちゃうね〜
」と。
卑屈な私は
どうせ先輩の中では決まってるんだから
聞かずにさっさと決めてくれればいいのに![]()
なんて思ってた…
その後受け取った楽譜はやっぱりサード。
改めて自分の実力の無さを感じると共に
RちゃんやSちゃんに(謙遜しちゃってさ
)
と、醜〜い感情もうまれたりして…
人に嫌われるのが怖いので、その感情はオモテに出さず
平静を装おっていたつもりだけど。
顧問の先生からは
「君の口はトランペット向きじゃないんだよなぁ〜。ホルンが合うんだよ
」
なんて言われて、一時期ホルンをやらされた![]()
人が足りないんだと言われて
ユーフォニュームをやった事もあった。
この時私達は3年生になっていて
Rちゃんがパートリーダーになっていた。
私が相談もせずにユーフォニュームにうつった時
Rちゃんには「裏切りだ
」と言われて
仲違いした事もあった。
でも私も辛かったのだ。
トランペットでは全然目が出ずに
いつもRちゃんSちゃんの控えのような存在で。
そんな時に必要とされているユーフォニュームで
自分が役に立てるというんだから…
夏のコンクールはユーフォニュームで出場した。
コンクールが終わり
部活動の終わりが見えてきた時。
やっぱりトランペットに戻りたい!
そんな思いが沸々と湧いてきた…
最後はトランペットで終わりたい。
でもRちゃんとは仲違いのままだった。
トランペットに戻るには、パートリーダーである
Rちゃんの許しが必要だった。
私は泣きながらRちゃんに謝った![]()
そしてトランペットに戻りたいと許しを請うた。
結果、Rちゃんは許してくれ
めでたくトランペットに戻れた私![]()
でも、そこからも一筋縄ではいかず![]()
3年生最後のアンサンブルコンテストがあった。
この頃には先生の権限も向上し
コンテストに出る人選を先生がテストをして
決める事になった。
そこで、私、まさかの落選![]()
正直、3年生は最後なんだから
皆出してくれればいいのに…
何より悔しかったのが、私の代わりに
2年生の後輩が受かったこと。
正直この2年生、なかなか生意気な部類で
あの時の怖い先輩がいたら
絶対目をつけられ、やられてただろう![]()
私達の代では、皆優しい先輩になってた。
その2年生、そんな上手とは思ってなかったし
タンギングが苦手で…
だから負けるとも思ってなかったんだよね![]()
この時ばかりは
私が歯科矯正やってなくて
思いきり吹ける状況にあったなら
違ってたのかな…なんて思った。
私がただ単にヘタクソなだけかもだけど。
3年生で落選したのは
私とサックスの女の子2人だけ![]()
サックスの子はあまりの悔しさに
泣きながらアンサンブルの楽譜を破っていた![]()
それを見て私も楽譜を破ろうとした![]()
すると、それをスッと無言で止めてくれた仲間。
アルトサックスのIちゃん。
Iちゃんは、人生何周目![]()
って思うような人格者。
私が信頼できる、大好きな友達。
お互い家族の複雑な悩みを打ち明けあえた。
そんなIちゃんが止めてくれたこと。
楽譜を破っても何も変わらない
そんな気持ちが伝わってきて
私は思い留まり、大声で泣いた![]()
大事な楽譜を破らなくて良かった…
この時の悔しさや、Iちゃんに教えられた事は
今でも忘れないな〜。
とにかく内容の濃ゆい部活動だった。
悩みながらも頑張った自負もある。
その反動か、高校時代の部活動は酷かった![]()
まず吹奏楽がない女子校だったので
何となく入ったパソコン部がつまらなくて
次は文芸部へ…
文芸部も大した活動もなくつまらなくて
卓球部へ…
卓球部も全然厳しくなくて
正直お遊び程度の緩〜い部活だった。
たまに出る試合では
訳わからん行動しちゃうし![]()
3年間、無駄に過ごした部活動だったな![]()
つまらん話しを長々と最後まで読んでいただき
ありがとうございました![]()
