今回はアメ限はずしています。
【義実家と疎遠になった話し
】
家が売れずに、決めた1年を過ぎても
ずるずると引き伸ばして半年…
そんな頃おこったのが、コロナだった
未知のウイルスと言われ
学校も長い休校となったりと
外部との接触を極力減らそうとなっていく世の中。
色んな事の先行きが見えなくなる中で
降って湧いたように出てきた
家を買いたいと言う人の話
まさか、こんな時にと思った
今まで内見すらもなかったのに…
その人は県外の方で、ネット上の家の情報だけで
かなり前向きに検討しているというのだ。
そしてこんな状況の為、内見は無理なので
オンラインで家の中の様子を見たいという。
正直、夫と顔を見合わせた
なんか、胡散臭くない?と…
1年を過ぎた頃から、何となく
2世帯白紙の話しは担当さんにし始めていた。
だから、私達の思いは知っていた。
担当さんとしては、会社の利益の為にも
白紙にされては困る訳だ。
どうしても売れなかった場合
大きな会社なので、自社で買い取って
何としても私達に2世帯を建てようとさせてる?
そんなふうに感じてしまったのだ
でも、それならそれで
当初の計画通りにいくのなら問題ないと思った。
ただ、コロナが世の中を一変させた
こんな状況で2世帯のローンを
新たに背負っていくのは荷が重すぎる
テレビでは失業者が増えたとか
給料が減ってしまったとか不安な話しばかり
2世帯建てた後々、生活が立ちゆかなくなったら
母や弟の生活まで壊しかねない
元々、1年という期限を設けていたし
担当さんには申し訳ないが
私達夫婦の気持ちは固まった…
2世帯は諦めよう
母にも話すと、すんなり受け入れてくれた。
元々母は、反対していたからね
でもやっぱりどこか、寂しかったのだろう。
「私にもっとお金があったら良かったのにね。」
そんな風に言われ、涙が出そうだった。
母にも何度も打ち合わせに通ってもらい
住みやすくなるように、色々間取りを決めたり
家具やキッチンを決めたり…
期待させちゃって、ごめん
こうして、私達の2世帯計画は幕を閉じた