これは過去の記録です。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
冷静になると、Bちゃんママに
納得がいかない気持ちが湧いてきた![]()
バスでの出来事は
るぅにも悪い所はもちろんあった。
だけどるぅが泣いたり怒ったりした所で
へこたれるような子ではない事に
私は気づいていたから![]()
だって、Bちゃんママが送迎に来なくなってから
(代わりに祖父母が来てた)
Bちゃんは、るぅに挨拶しなくなった![]()
Bちゃんは朝、バス停に着いたA君にだけ
「A君、おはよ~
」
と言って手を振るようになった。
最初は気のせいかなと思ったけれど
それは毎日続いた。
まぁ、るぅも自分からBちゃんには挨拶してなかったから
どっちもどっち感はあったけど。
でも、まれにBちゃんママが送りに来た時に
「るぅちゃん、おはよ~
」
と手を振ってきた時は、おばちゃん
ぎょっ![]()
![]()
![]()
と、しちゃったよ。
ママがいる時はするんだねって![]()
他にも。
るぅが学校へ持っていってはいけない物を
こっそり持っていこうとしていた時があった。
それを見つけたBちゃん。
「あー、こういうの持ってっちゃいけないんだよ
」
と、指摘してきた。
私は
「ダメだよ。持っていけない。ママに渡して
」
と、るぅを叱る。
ばつが悪そうにはするが、なかなか渡さないるぅ。
さらに強く
「持っていけない
ママに渡して。」
と言うと、渋々渡してきた。
それを満足そうに見つめるBちゃん。
だけど、まだ隠し持っていたるぅ![]()
それを見つけたBちゃんがすかさず
「るぅちゃんのママー、るぅちゃんまだ持ってるよー。ポケットの中に隠してる
」
と、私に訴えてきた。
るぅを見ると、泣きそうな顔をして立っている。
叱るのを今か今かと待つような
意気揚々としたBちゃんとは対照的に
泣きそうなるぅを見ていたら、何か可哀想に…![]()
だからるぅを叱るのはやめて
「ねー、本当困っちゃうね。Bちゃんは、ルール守れて偉いねー。」
そう言ってあとはスルーした![]()
ある日はA君ママに
「この前A君ね~、水筒忘れててBが渡してあげたんだよ~
」
Bちゃんは
とてもしっかりした子だから
人のミスや悪い部分によく気付くのだろう。
ただ、それを大人にアピールしてしまうとこは
あまり良い感情を持てなかった![]()
A君がお休みした日![]()
帰り道迎えに行ってあげるから
いつも降りるバス停の一つ前で降りるよう話した。
バス停に着いた私はちょっと驚かせようかな![]()
と、物陰に隠れてバスを待っていた。
バスが到着し降りようとする、るぅに
Bちゃんが何やら大きな声で話しかけているようだ。
るぅは振り返りBちゃんを気にしながらも
バスを降りようとしていた。
その表情は泣きそうな顔をしている![]()
私が姿を見せると、Bちゃんの顔色が変わった![]()
そして思いっきり手を振って
「るぅちゃん、バイバーイ
」
と、笑顔で言ったのだ![]()
さっきまで
「いつもと違うとこで、勝手に降りちゃダメなんだよ
早く戻りなよ
」
と、きつく言ってたよね![]()
私に気づいた途端、すごい変わり身だったよ![]()
こういう時
るぅは何も言い返せないんだなとも思った。