これは過去の記録です。
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A君を探しにきたママとAくんの狭間で
私は決断を迫られていた![]()
「じゃあ、いいよ。」
そう言ってしまえば丸くおさまるかと思った瞬間
A君ママが言った![]()
「うちに来る
」
すると、るぅの目の色も変わった![]()
「行くっ
」
その気になってしまったるぅ![]()
おそらくA君ママは、先日親子で来たので
今度はうちの家にと思ったのだと思う。
だけど私はっ![]()
今日はゆっくりしていたいんだよ~![]()
我慢してお邪魔させてもらおうとも思ったけど
落ち着かないゆぅを連れて
人様のお家に行く気力が私には残ってなかった![]()
恐る恐る、今日は私の体調があまり良くなく
外に出る元気がない事を伝え…![]()
もし良ければ
るぅだけお邪魔させてもらう事は可能か聞いてみた。
すると、快くOKしてくれたAくんママ。
ホッとした![]()
その後るぅは、A君のお家にお邪魔し
宿題をしっかりやり、遊ぶのも楽しんできた様子![]()
16時半頃迎えに行くと
ちゃんと帰る準備もしていたるぅ。
1人でお友達のお家に遊びに行ったのは
始めてだったから良い経験をさせてもらった。
終わり良ければ全て良し![]()
次の日![]()
いつも通り、2人で帰ってきたるぅとA君。
うちの前までくると、2人でランドセルを置き
裏の方へ行ってしまった![]()
いやな予感…![]()
連日の事でイライラしていた私は怒りぎみに
「どこ行ってるの
」と
外へ出て2人に声をかけた。
少々警戒ぎみのA君だったが
「血が出ちゃったから、るぅちゃんちで絆創膏を貼っていく。」
と、言い出した![]()
聞くと、帰り道転んでしまったようで
少し膝を擦りむいて血が出ていた。
可哀想かなとも思ったけれど…![]()
ここで甘い顔をしてしまうと
また帰る帰らないの押し問答が始まるの困る![]()
「ちゃんとお家で消毒してから、ママに絆創膏貼ってもらったほうがいいよ。ママも心配するから、はやく帰りな。」
なるべく優しく言ったつもりだ。
A君は不満そうな顔をしながらも
その日も何とか帰っていった…
ただ![]()
うちの車にわざと自分の帽子を置いて帰った![]()
これをまた届けると
前回のランドセルの二の舞になりそうで…
帽子は次の日の朝渡せるように、うちに保管した![]()
それからも、A君がなかなか帰らない日は
細々と続いていた![]()
それでも最終的には何とか帰ってくれるので
ギリギリの精神で何とか耐えていた![]()
習い事の日だけは、帰ってもらう理由があり
気持ちが楽だった…
校外学習の日![]()
数名の協力員の募集があった為、応募。
予定人数より応募があった為
子どもがくじ引きで決め、当たったと
私が行く事を楽しみにしてくれていた。
るぅの学校生活が見られるのも楽しみだ![]()
当日は近くの神社まで
葉っぱや木の実を拾いに行くという事だった。
協力員は児童の見守りをする。
チラチラとるぅの様子を確認するが…
とにかくA君の後ばかりついてまわってる![]()
登っちゃダメだと先生に言われてる場所に
2人で登って、先生に怒られてるし…
先生の話を聞かず砂で遊び
周りが動き出してるのに、1人遅れて動きだす。
楽しんでいるのはわかったけれど…
「恥ずかしいから話しかけてこないで
」
と、私の方へは全然近寄らず![]()
ちょっと寂しく感じた![]()
まぁ、とにかくA君が好きな事はわかったよ![]()
続