これは過去の記録です。
勝手に玄関を開けて入ってきたA君
突然の事に驚いたが
るぅと遊びたいと言ってきた
急に言われても家も片付いていないし
第一、まだA君はランドセルを背負ったまま
苦肉の策で
「家に帰って、お母さんがいいって言ったらもう一度おいで。」
そう言って家に帰した。
きっと家に帰ればA君のママが
急にはダメだよとたしなめてくれるはず
そう思って、帰ってくれた事にホッとしていると…
A君、本当にやってきたー
「ママがいいって言ったよ
」と嬉しそうに。
それと同時くらいにA君のママから電話が
Aからさっき「ママがいいって言ったら、るぅちゃんち遊びに行ってもいいって言われたー。」と言って、
家を飛び出しちゃってと…
安易にいいよなんて言うもんじゃないな。
仕方ないA君だけならいいか。
そう腹を括ったのだけど…
なぜか、「とりあえず私も行きます。」
そう言ってA君ママも下の子連れてやってきた
その前に慌てて、その辺のものを片付ける
突然の予定に弱い私…
まだ心構えも出来てないよー
「遊ぶ前に宿題をやる事」
これは約束していたので、2人で始めた宿題。
その時ばかりは、しゃべりながらも
書き取り、計算ドリル、本読みと
次々に順調にすすめていく、るぅ。
むしろA君のが気が散ってすすまないみたい
あまりに普段とかけ離れた様子に
私も驚いた
ビックリするくらいスムーズに宿題が終わった。
できるんなら
いつもこれくらいスムーズに終わらせてくれよ
と本気で思ってしまった。
A君ママから
「２つのことを同時にできてすごいね。」
と言われる位。
いつもは全然こんなんじゃないのに
A君にいいところを見せたいという目的意識が
るぅにスイッチを入れたのだろう。
スイッチが入った時のるぅは別人みたい
今日は色々あったけど
るぅのこんな姿を見れたのは良かったかなー
初めての
お友達との放課後遊びだった。
でもやっぱり…
急なのは困るよー
そして、５時になりA君ママが
「もう、帰るよ～。」
と、言うのだけど
「まだ帰らない
」と、始まった。
るぅも応戦して
「もっと遊びたいー
帰らないでー」
なんて言うもんだから益々ややこしい事に
急だったから、夕飯の準備やら洗濯の片付けやら
やらなきゃいけない事まだまだいっぱいあるんだよー
とは、言えずひたすら説得
A君ママも
「早く帰るよ～。皆困っちゃってるよ～。」
と、言いつつも無理強いはしない
下の子も抱っこしてるし
声かけで何とか帰らせようとしてるけど…
だんだん、いつまでこのくだり、続けるのー
と、私の顔もひきつってきてたと思う。
私なら下の子抱っこしてても
「いいかげんにしてっ
」
と、首根っこ掴まえて無理やり帰るだろうなぁ
周りに迷惑かける事を一番気にするタイプだから
A君ママは、子どもの気持ちを考えて待てる人なのかもしれない。
怒鳴って言うこと聞かせようとする私は
その姿を見て、気づかされる事があったけど…
20分、いや30分近くこの押し問答を続け
ようやく帰ってくれたA君
私は今日、２度目のグッタリだよ
友達と遊ぶって…難しい
続