これは過去の記録です。
ウィスク検査を受けて２週間後
教育センターに結果を聞きに行ってきた。
結果……
IQは平均
ワーキングメモリが低くギリギリ平均以下
言葉の処理能力が難しい為、あまり言葉で言うことに効果がなくなってしまう。
だから、行動や絵・図などで教えるとよい。
ワーキングメモリが低いと、学校でも話を聞いて
ついていくのに大変なのかもしれない。
担任の先生が大きな問題ないというレベルにいられるのは、本人が頑張っているからでは。
だからこその学校の疲れがあるのかもと。
それから、知覚推理は高め。
図工が好きなのもうなずけると。
検査での凹凸差が28ほどあった。
このような話と検査結果を渡されて…
とても複雑な気持ちになった
あぁやっぱりるぅには、発達凹凸があったんだ
ショックな気持ちと同時に
私の感じていた違和感は間違ってなかったんだと。
夫の言葉も思い返していた。
何もなくなかったじゃないか
結果として、こうやって出てしまった。
私を責めたてた夫に勝った気がしてしまった。
何にも嬉しい事じゃないけれど…
療育の先生にすすめられてから
色々な発達障害の本を読んだ。
そんな中で思ったのが…
るぅはおそらくADHDの不注意型だと思う。
るぅの事が、少し理解できた気がした。
その後、夫にも検査結果を伝える
夫は完全には納得していないような
私ほどは重く捉えていないような感じだった。
いずれ良くなるんでしょ、くらいな勢い
大きくなるにつれ、改善される事は勿論あると思う。
でも完全に治ることはないんだよ…
今すぐに理解するのは難しそうだった。
ただそれから、こんな事があった
その日は夫が夜間の仕事で朝に帰り、寝ていた。
私はいつものように、るぅをバス停まで送りに
ゆぅを連れて出かけようとした。
でもゆぅは「ねぇねの送り行きたくない…。」と。
焦って無理に連れ出したせいで
行きから「抱っこ。」をせがまれる
その日はるぅの荷物もあり
自分では「重たい
」と持たず…
」と持たず…持たせる為の押し問答してる時間もない。
ゆぅに「抱っこはできないよ。」と言い
右手に荷物、左手で大泣きするゆぅを連れ
るぅを見守りながら駅へ向かう。
途中、るぅまでグズグズしだして
バスの時間は迫るし
毎日毎日本当にいいかげんにしてくれ
私の余裕があっという間になくなった…
それでも何とかるぅをバス停まで送り、帰ってきた。
帰ってきたゆぅは、未だ機嫌悪く泣いている
全然余裕がなくなってる私は
イライラが止まらず
ゆぅに寄り添う気持ちも持てない。
怒鳴ったり手をあげたりしたくないと
ひたすら部屋の片付けをして、ほっておいた
でも、まーしつこい
ずっーと泣き止まず、大声で泣き続けるゆぅ。
るぅのしつこさもさることながら
ゆぅもなかなかのもんだなと思った
そうなると私も意地になって放置
あまりに泣き続けるゆぅに気づいたのか
2階で寝ていた夫が起きてきて、ゆぅを抱っこ。
夫は私を責めることなく珍しく
るぅの送りでの出来事を、余計な事は言わず
「大変だったな。」と聞いてくれた
すると、不思議と気持ちが軽くなり
「もう少し頑張ってみよう。」
そんな気持ちになれた。
夫に自分の気持ちを理解してもらえる事が
こんなに気持ちを楽にしてくれるのか