これは過去の記録です。
出産２日目
朝、点滴がはずれる
尿管もやっとはずれて、少しラクになった。
ベッドから起き上がるのに
ものすご～く時間がかかる。
これまた痛みとの戦い
黙ってられず「痛たたた…」と声がもれる。
必死に立ち上がり
その場で足踏みを命じられる
足が全然持ち上がんない
片足数十センチあげるのがやっと。
自分の体じゃないみたい
その後トイレに行きたくて
付き添いにきてくれた看護師さん。
ちょっとスパルタで、何とか必死に歩く。
トイレに行けたー
午後から赤ちゃんのいるNICUへ
よろよろしながらも、自分で歩いていけた
先生より
低血糖は落ち着いてきていること。
肺も問題なし。
明日には保育器から出られるかもしれないと。
安心する言葉をいただく
まだ保育器ごしからしか対面できていないから
明日が楽しみ
ごはんもぼちぼちと食べ始める。
久々にペットボトルのレモンティーをのむと
なぜか染み渡るように美味しく感じられた
出産３日目
今日は本当なら友人や義父母がくる予定だった。
でも赤ちゃんがNICUに入ってしまい
両親以外会えないので延期に…
赤ちゃんもいない、夫もインフルでいないのに
義父母に会うのも気まずいので良かった
午前中、母乳指導がある。
助産師さんが搾乳方法教え、やってくれるも超痛い
後陣痛の痛みに比べたらマシだけど…
今後、3～4時間おきに
授乳室で搾乳行ってくださいとのこと。
でも…
授乳室は赤ちゃん連れたお母さんばかりで。
１人黙々と乳を搾るのが、なんか切ない
それでも、本日３回ほど行う。
夕方、私の両親がお見舞いに来てくれた。
夫もこれないし、安心できた。
でも同部屋の、同じ日に帝王切開した人は
赤ちゃんを部屋に連れてきてもらってた。
その方の祖父母さんの嬉しそうな声が聞こえる。
そしたら
うちの母、スッーと声のする方へ行き
「見せてー。」と。
見に行っちゃった
「うちの孫は保育器入っちゃってー。」
なんて説明してる。
母に人見知りという言葉はないのか
私の性格と正反対すぎる
とっても良い方達で、そんな母を受け入れ
ワイワイ話しに花が咲いていた。
すまんねー
すぐに孫を抱かせてやれなくて
でも私は今日、保育器から出た赤ちゃんを
初めて抱っこ保育器から出されて
ずっと泣いていたみたい。
私が行くと、揺りかごに乗せられていた
同室他の、50代70代の方々。
イビキに寝言に、面会客も賑やかでスゴイ
こんな状況もやっと笑える余裕が出てきた。