これは過去の記録です
出産2日目
怒涛の痛み帝王切開から一夜あける。
痛みで全く身動きが出来ず、体がこわばっていた。
朝イチにやってきてくれた看護師さんが
その状態に気づいてくれた。
「動かなきゃダメ
怖い病気になっちゃう。傷はもう塞がっているんだから。」
と、厳しくも心強い言葉。
それと共に体を動かすのを手伝ってくれ
「痛い~…」
と、何とも情けない声を上げながら
ちょっと動く。
今日はまだ尿管もはずれず
あまりの痛さに看護師さんの前で何度泣いたか…
午後くらいから
やっと耐えられる痛みにまで回復
そして…
なんと夫が
インフルエンザに
退院まで面会に来られなかったのは
言うまでもない
夫も夫で、不妊治療から始まり
妊娠中も私は入退院や自宅安静。
たぶん緊張の糸がプッツリ切れたのだろう…
それからもう一つ。
赤ちゃんはNICUへ
原因は低血糖。
小児科の先生から
「肺も未熟かもしれないから、CTをとらせて欲しい。」
との話しもあった。
この話は昨日先生から、夫には話があったよう。
でも私とはとても話せる状況でなく
1人家に帰ったあと
夫は夫で1人不安と戦っていたらしい
そのあと寒気や発熱で大変だったみたいだけど
午後、NICUに赤ちゃんに会いに行く
尿管つけたまま
3メートル位をやっとの思いで歩く。
その後は車椅子で連れていってもらった。
手術室からの1日ぶりのご対面
昨日の凄絶な痛みのせいで
何だか本当に自分で産んだ実感がなかった。
それでも結婚10年目にして
やっとやっと会えた我が子
産まれてきてくれて
本当にありがとう