自らの器を満たす















目には映らざる何かを















人は求めるけれど















あまりにもそれは近くにありすぎて















気づけないのかもしれないね














浄玻璃の鏡の如く














無垢で綺麗なまま














世界と向き合えたのなら















これ程までに苦しまずにいられたのに















ひび割れた衝動は















尽きない乾きにも似て















大切な存在(モノ)を壊してゆくの















どうか・・・見て





必要として





受け入れて





判って・・・・















叫びにならない沈黙の叫びが















刃物のように突き刺さる














無限に繰り返される・・・この〈痛み〉















あたしは















非力だ















それでも















立ち続ける覚悟だけは















此処に・・・有る














おやすみなさい















愛してる















sin/綾羅