本屋さんや図書館の空気感が大好きで、行ける時にはふらっと覗いたりしているのですが。












先日、新刊コーナーの所に並んでいたある本を見て、胸を締めつけられるような、そこで一瞬時間が止まったような感覚に陥りました。












『グイン・サーガ』130巻











忙しい毎日を送っていて、恥ずかしながらテレビやニュースもあまり見られない生活を送っていた時期もあって、あたしは作者の方が今年亡くなられた事をつい最近まで知らなかったのです。













これ面白いから読んでみてって、古い友人に渡されたのがきっかけで、借りて読みはじめたのが最初でした。











手にとった最終巻は、薄くて・・・今までの著書の半分位の厚みしかなくて・・・あぁ、本当に限界ぎりぎりまで執筆されて、力尽きたんだなぁと・・・頭が下がりました。












(未完)のラストの文字にこめられた思いは、作品を愛するすべての人達に受け継がれてゆくのだと・・・物語られてゆくのだと・・・せつないですね。












時間がいつ取れるかは判らないのですが、折をみて頭から読み返してみたいなと思います。












アニメになっている事も知らなくて(ごめんなさい)びっくりな最近でした。











栗本先生、お疲れ様でした。

心からご冥福をお祈り致します。
<(_ _)>










我が家の本棚に埋もれていた『ぼくらの時代』を見つけて・・・感無量なsinでした。












おやすみなさい