神様は識ってる





あたしの汚さ





あたしの醜さ





あたしの愚かさ





あたしの浅はかさ





天使の梯子に手をのばし




打ち砕かれて堕ちてユく




黒い翼は舞い散って





二度と元には戻らない





見開いた眼から溢れてく




この涙(アイ)の一粒だけを





どうか…どうかお願い





あのひとの掌に届けて





奈落の底へ向かうから





一人で堕ちてユけるから




微笑んで…





堕ちて逝けるから