2019年2月7日朝、私は昨日からちょっと風邪気味に感じがしてて、職場でインフルエンザも流行ってて健康管理はうるさく言われてたのもあってこの日仕事を休む旨を会社に連絡しました。

この日から長い休暇をとる事になるとは思わなかった…

私は病院に行くためと少しの用事を済ませる為に支度をしていました。
昨夜から少し具合が悪い主人。話は出来るし動けるけど心配、一人にさせて大丈夫?なんて考えていた。
そしたら急に吐き出した。赤い物が混ざっていた。
それから主人はぐったりソファーに横になってなった。

救急車を呼んだ。救急隊が家に来た。

ところがここで主人は、ソファーに普通に座ってた!
主人「病院には行かないです、行きたくない」
救急隊「ご主人名前は?」
主人「○○」
救急隊「ご主人立って下さい」主人立てる
救急隊「両手上げて下さい」主人上げた
救急隊「見る限りご主人救急車で運ぶほどではないです。具合が悪いなら自分で病院に行って下さい、本人が行きたくないと言っているものを強引に連れて行く訳には行かない。行かないならば僕らは帰ります」

ここで救急隊に帰られたらダメだ、説得しても動かない主人。何故?何故?腹立たしく情けなく泣いて説得。

救急隊はこれで動いてくれた、とりあえず病院に連れて行ってくれた。

家を出て抱えられながらも自分で歩いて救急車に乗り込み、お互いの手をしっかり握り病院に向かった。

着いてからの事はあまりよく覚えていない。
目はしっかり開いている、でも声が出てない。いや、かろうじて声が出てた、でも聞き取れない…何かを言いたそう。わかってあげられない私。情けない。

それから待合室で待たされて看護師が呼びに来た。
「○○さん入院です。先生から説明がありますのでこちらにお入り下さい」

入院と聞いて私は少し安心した。具合が悪い所が治ると思った。胃かな?肝臓かな?

「頭に出血が見られます。硬膜下血腫です。すぐに入院してもらいます」

この事態の深刻さに私はよくわかっていなかった。