ものすごく大きな梨です
 

 

毎年この時期になると、梨を送ってきてくださる友人がいます。

 

彼女はとても律儀な人で、本当に毎年欠かさずずっと送ってきてくれるのです。

 

遠方のため日頃はあまり会うことができない人なのですが、

 

このように贈り物を送ってきてくださると、

 

「元気で頑張ってるんだなぁ。」と思えます。

 

日本は古来より、日頃の感謝の気持ちを込めたり、

 

今も元気ですよという事を伝えたりするなどの文化が強く残っているように思います。

 

「年賀状」や「暑中見舞い」など、親しい人や会いたくても会えない人などに、

 

一年の間に2回、手紙で健在でいることを伝える方法が「文化」として残っています。

 

そして「お盆」や「お歳暮」など。

 

子供の頃は、「なんか面倒な文化だなぁ」と思ったことがありますが、

 

大人になって「とても重要な文化だったんだ」と思えるようになりました。

 

「感謝の気持ちを伝えることを文化として伝承している」

 
この立派な梨は、美味しく頂いたり、親しい人にお渡ししたりさせて頂いています。
 
送られてきた「縁」は、「絆」を結ぶために使う。
 
今まで交流があった方とはより深い縁を結ぶために。
 
新しく交流をした方とは、末永く縁を結んでいくために・・・・・。
 
日本文化の「団体主義」は、こういったところにも表れているんだなぁと思いました。
 
美しい文化ですね。