先日までの「アクション製C96レッドナイン」に関する当方の書き込み内容をご理解いただいた上で、以下をお読みいただきたいと思います。
以下は、私からの、設計に携わった「lucifer7922」さんへの投げかけです。
ども。カートの飛び出しについて、昨日マイルドキックで試してみると問題なく動きました。
それを踏まえ、以下、まったくの私見です。
通常のマガジンにより給弾するオートマチックではカートリッジとリップの位置関係は変わりません。しかし、このモデルの場合、通常マガジンのリップに相当する箇所がバレルレシーバーの下部になります。そしてそのレシーバーはショートリコイルにより前後します。つまりカートとリップの位置が変化します。
とすると、
クリップで給弾する際の位置関係、おそらくレシーバーが最も前進した位置が一番適切位置にある。
作動時も想定通りであればよいが、まだ動きが固くレシーバーの動きにスムーズさがないと適正な位置に戻る前にボルトが前進し給弾が始まる。そのためリップ部分がうまく機能せずカートが飛び出す。
なんてことも考えられるのかな…
これが当たっている場合は、「そこそこ発火したら馴染んで快調になるよ」ってのが回答になります。
以上、お騒がせしました
上記に対する、「lucifer7922」さんのお返事
流石です、御明察の通りレシーバーの戻りが遅れた場合、多くの不具合が発生します。
まずは給弾不良(ジャム)、そして飛出し(我々は弾けと表しています)、そして不発。
つまり、レシーバーが戻っていないとダメなんです、全てにおいて。その為には短絡的にメインスプリングを強化する事を考えますが、それですとコッキング出来ない状態になります。そうなるとハンマー落ち暴発が起きM712状態になります。
残念ながら、非常に微妙なスプリングのセッティングが必要なモデルなのです。
少なからず色々な情報が届いていますが、声を大にして言いたいのは『取敢えず一度全バラして全洗浄してくんない?』と。また、シリコンスプレーは金属間には良いのですが、樹脂部分には不適です。樹脂の摺動には呉工業のドライファストルブが最適です。またアルミカートリッジにもドライファストルブが適しています。
(以下、一部略)
追伸:気付いて下さり感謝に堪えません。
この子(C96Red9)は出来る子なんです。
(これは私から)
ありがとうございます