アクション製モーゼルミリタリーC96レッドナインの留意点 | 黄昏オヤジの暴発日記

黄昏オヤジの暴発日記

退職後の第二の人生を手探りで進むオヤジのモデルガン+独り言。黄昏に染まりながら気まぐれに発火しつつ、この世の由無し事に毒を吐く(令和4年5月20日・タイトル一部修正)

 先日までの「アクション製C96レッドナイン」に関する当方の書き込み内容をご理解いただいた上で、以下をお読みいただきたいと思います。

 

 以下は、私からの、設計に携わった「lucifer7922」さんへの投げかけです。

 

 ども。カートの飛び出しについて、昨日マイルドキックで試してみると問題なく動きました。
 それを踏まえ、以下、まったくの私見です。
 通常のマガジンにより給弾するオートマチックではカートリッジとリップの位置関係は変わりません。しかし、このモデルの場合、通常マガジンのリップに相当する箇所がバレルレシーバーの下部になります。そしてそのレシーバーはショートリコイルにより前後します。つまりカートとリップの位置が変化します。
 とすると、
 クリップで給弾する際の位置関係、おそらくレシーバーが最も前進した位置が一番適切位置にある。
 作動時も想定通りであればよいが、まだ動きが固くレシーバーの動きにスムーズさがないと適正な位置に戻る前にボルトが前進し給弾が始まる。そのためリップ部分がうまく機能せずカートが飛び出す。
 なんてことも考えられるのかな…
 これが当たっている場合は、「そこそこ発火したら馴染んで快調になるよ」ってのが回答になります。
 以上、お騒がせしました

 

 

 上記に対する、「lucifer7922」さんのお返事

 

 流石です、御明察の通りレシーバーの戻りが遅れた場合、多くの不具合が発生します。
 まずは給弾不良(ジャム)、そして飛出し(我々は弾けと表しています)、そして不発。
 つまり、レシーバーが戻っていないとダメなんです、全てにおいて。その為には短絡的にメインスプリングを強化する事を考えますが、それですとコッキング出来ない状態になります。そうなるとハンマー落ち暴発が起きM712状態になります。
 残念ながら、非常に微妙なスプリングのセッティングが必要なモデルなのです。
 少なからず色々な情報が届いていますが、声を大にして言いたいのは『取敢えず一度全バラして全洗浄してくんない?』と。また、シリコンスプレーは金属間には良いのですが、樹脂部分には不適です。樹脂の摺動には呉工業のドライファストルブが最適です。またアルミカートリッジにもドライファストルブが適しています。
(以下、一部略)

 追伸:気付いて下さり感謝に堪えません。
 この子(C96Red9)は出来る子なんです。

 

 (これは私から)

ありがとうございます