最近、ニュースなどでレギュラーガソリンの全国平均価格が160円を超えるなど、価格の高騰が報じられていますよね。
そのガソリン価格から国があるものを取らなくするだけで、簡単に価格は下がります。
それは「消費税」です!
あまり意識していない方も多いと思いますが、ガソリンには次の4つの税金が課せられています。
・ガソリン税(本則)
・ガソリン税(暫定)
・石油税
・消費税
例えば私が住んでいる地域の2020年、12月のレギュラーガソリン平均単価は122円でした。
この安い時でも30L給油した場合は、給油代は3,660円となります。
この3,660円の内訳は以下のようになります。
ガソリン本体価格 1,629.27円
ガソリン税(本則) 861円
ガソリン税(暫定) 753円
石油税 84円
消費税 332.73円
税金合計は2,030.73円で、税率は55.48%です!
このようにガソリン本体価格+ガソリン税(2種類)+石油税の合計額に消費税10%が課せられているので二重課税とよく言われております。
次に直近のレギュラーガソリンの平均価格160円の内訳を見てみましょう。
ガソリン本体価格 74円
ガソリン税(2種類) 53.8円
石油税 17.65円
消費税 14.55円
この消費税14.55円が無くなるだけでレギュラーガソリン価格は145.45円にまで下がります。
そうすることで、車を頻繁に使用する個人や運送業などの法人にとっても経済的負担額が軽減されますし、ガソリンからの消費税撤廃が一番速く効果的な高騰価格を抑える方法と言えます。
是非、政治家の方にはこれを検討して頂きたいと思います。