一部ネット上で話題になっている、某市議会議員のブログによる記事について少し書きたいと思います。まず、ブログより問題の部分を抜粋します。(GVHDについてはリンクを参照ください)

ーー以下抜粋ーー

GVHDが発症したらほぼ100%助からないそうです。つまり免疫抑制する為に、放射線照射しなければならないのです。では、その放射線照射した血を輸血するのですが、この血液、自分の体に入れたいという方いらっしゃいますか?(笑)いや、笑いごとじゃないんですけど、今更放射線についての危険性を述べるまでもなく、こんな死んだ血を輸血してもまたすぐに輸血しなければならないのは明らかです。

ーー以上抜粋終わりーー

これを読む限り、議員は放射線その他諸々誤解しています。確かに特定の放射線は人体に有害であり、一定以上の放射線に曝されると死亡します。ここから議員本人の考察で、放射線照射した血⇛「死んだ血」と表現しています。なんと突っ込んだらよいか・・・放射線照射前の血液は生きていたのでしょうか。

当然ながら血液に放射線を照射するには重要な理由があります。これについては下記のリンクを参照して下さい。議員という立場にある人間が人の命に関わるこのような勘違い・誤解を発信することは医療関係者には大迷惑です。前にも述べましたが、肩書(今回は市議会議員)で人を判断するのは危険を伴う場合がありますのでご注意下さい。
「放射線照射血液製剤」について