今回の記事は、鳥の写真紹介ではなく、私が使用しているカメラについて紹介していこうと思います。
どんなカメラを使っているのかなぁって気になってくれた方は、ぜひ読んでみてください。
この記事ではカメラ本体について紹介して行きます。
私が使用しているカメラは、OM SYSTEM(旧オリンパス)の「OM-D EM-1 MarkⅡ」です。
2017年12月に発売されたモデルで、結構古いモデルですね。
なので、今買おうとしても新品はあまり手に入らないかも。
このモデルの後継機としては、「OM-D EM-1 MarkⅢ」と最新機種の「OM-1」が発売されています。
最新機種のOM-1には、鳥認識AFが搭載されているので、とても気になる機種なのですが高価なので買えない(笑)
EM-1 MarkⅡの特徴
EM-1 MarkⅡの特徴は以下の通り。
- AFが速い
- 連写速度が速い
- プロキャプチャーモード搭載
- 手ぶれ補正が強力
- 防塵防滴耐低温性に優れる
- マイクロフォーサーズ規格のカメラ
- 結構高画質
EM-1 MarkⅡを使用する前は、EM-5 MarkⅡやEM-10 MarkⅡを使っていました。
それらのモデルに比べると、AFのスピードがすごく速くなった印象でした。
AFが速いとすぐにピントが合ってくれるので、野鳥のような動く被写体でも撮りやすくなりますね。
AFのスピードは、組み合わせるレンズの性能にもよるんだけど、PROレンズと組み合わせることで、とても速くなります。
そして連写速度が速いのも特徴の一つ。
メカシャッター時の連写速度はAF/AE追従で最高10コマ/秒、AF/AE固定で最高15コマ/秒。
電子シャッター時だと、AF/AE追従で最高18コマ/秒、AF/AE固定で最高60コマ/秒という超高速連写も可能となります。
これくらいの速さがあったら十分ですよね。
飛翔や飛び出しなどを撮影する時に活躍します。
EM-1 MarkⅡにはプロキャプチャーモードが搭載されています。
このモードは、シャッターボタンを半押しにした状態で撮影が開始されて、全押しした瞬間からSDカードに記録が始まるというモード。
全押しした瞬間から何コマか遡った画像も記録されるので、野鳥の飛び出しなどを撮影する時に便利な機能。
飛び出した瞬間にシャッターを押すのって難しいですからね。
このモードを使うと飛び出した瞬間が撮りやすくなります。
OM SYSTEMのカメラ特徴でもあるんですが、手振れ補正機能が強力です。
E-M1 MarkⅡ本体の手ぶれ補正機能は5.5段。
手振れを起こさずに写真が撮れるシャッタースピードの目安は「1/レンズの焦点距離(35mm換算)」。
例えば、私がいつも使用している400mmの望遠レンズだと、35mm換算値で800mmとなるので、手振れ補正を起こさないシャッタースピードは1/800秒以上となります。
でも5.5段分の手振れ補正があると、1/30秒くらいのシャッタースピードでも手振れしないということになります。
私は手持ち撮影が中心だし、森の中など暗い場所での撮影も多いので、この手振れ補正機能には助けられています。
防塵防滴性能もOM SYSTEMのカメラは定評があります。
文字通り、塵や水滴に強い構造になっていて、多少の雨くらいだったら全然大丈夫です。
以前、スリランカのジープサファリでEM-5 MarkⅡを使用しましたが、結構な砂埃の中で撮影しても問題なかったです。
アウトドアで使用することが多い人にありがたい機能ですね。
野鳥撮影をしていても、突然の雨に見舞われることもあります。
防塵防滴機能が付いていると安心です。
OM SYSTEMのカメラはマイクロフォーサーズ規格です。
マクロフォーサーズはフルサイズのカメラの比べて、センサーサイズが小さくなっています。
長さで約1/2、面積で約1/4程度。
そのため、フルサイズのカメラに比べて、軽量コンパクトに作られているモデルが多いです。
EM-1 MarkⅡはマイクロフォーサーズのカメラの中では大きめで重いのですが、レンズが小さめに設計されているので、フルサイズの超望遠レンズが装着されたカメラに比べると軽いです。
登山時とか公園散策とか歩き回る私にはピッタリのカメラです。
画質もなかなか良いです。
マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいので、フルサイズのカメラに比べると解像度は低めになります。
それでもいざ写真を撮って見ると、結構綺麗な写真が撮れます。
軽くて持ち運びがしやすい点を考えると、とてもメリット感じています。
以上のような特徴から、かなり気に入っているカメラです。
OM SYSTEMのカメラ、なかなか良いですよ~。
EM-1 MarkⅡで撮った写真
このブログに載せている野鳥写真の多くは、EM-1 MarkⅡで撮ったものなので、野鳥の写真は他の記事を見ていただければと思います。
ここでは野鳥以外の写真もいくつか紹介して行きます。
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レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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シャッタースピード:1/60秒
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絞り:f/6.3
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ISO感度:2500
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焦点距離(35mm換算):24mm
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撮影モード:絞り優先
家でクリスマスディナーを作った時の写真です。
ローストチキンは購入したものですが、照りっとした感じが出てますよね~。
お料理も美味しそうに撮ることが出来ます。
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レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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シャッタースピード:1/100秒
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絞り:f/3.2
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ISO感度:200
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焦点距離(35mm換算):64mm
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撮影モード:絞り優先
先日、義父母さんから頂いたイチゴ。
イチゴの赤さがつぶつぶ感もしっかり表現されてます。
真っ赤なイチゴが美味しそうに見えますよね!
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レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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シャッタースピード:1/640秒
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絞り:f/8.0
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ISO感度:200
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焦点距離(35mm換算):24mm
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撮影モード:絞り優先
今年の初めに沖縄旅行に行った時に撮った日の出。
太陽の光と雲、空のグラデーションが綺麗に撮れました。
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レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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シャッタースピード:1/1000秒
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絞り:f/8.0
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ISO感度:200
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焦点距離(35mm換算):24mm
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撮影モード:絞り優先
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レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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シャッタースピード:1/320秒
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絞り:f/7.1
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ISO感度:200
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焦点距離(35mm換算):24mm
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撮影モード:絞り優先
昨年、木曽駒ヶ岳で撮影した写真。
山の起伏なんかも細かく表現されていますよね。
風景写真もすごく綺麗に撮れるので気にいっています。
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レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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シャッタースピード:1/200秒
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絞り:f/5.0
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ISO感度:1000
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焦点距離(35mm換算):200mm
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撮影モード:絞り優先
昨年、斑尾山で撮影した写真。
12-100mmのレンズだったら、登山時に持ち歩いてもそんなに苦にならないです。
写真も綺麗に撮れるので、登山時にも活躍します。
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レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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シャッタースピード:1/60秒
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絞り:f/2.8
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ISO感度:250
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焦点距離(35mm換算):80mm
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撮影モード:絞り優先
こちらは今年の5月に陣馬山で撮影した写真。
ここ最近、登山時は12-40mmのレンズを付けて行くことが多いんだけど、12-100mmよりも軽量コンパクトなので持ち運びがしやすくて良いです。
しかも写真も綺麗に撮れる。
EM-1 MarkⅡと12-40mmの組み合わせ、登山時におすすめです。
12-40PROは、現在Ⅱが発売されていますが、うちは初期のモデルを中古で購入したものを使用しています。
それでも全然問題なく綺麗な写真が撮れるので、中古の初期モデルはリーズナブルなのでおすすめだよ。
以上、うちのカメラでした。
OM SYSTEM(旧オリンパス)のカメラは風景やお料理も綺麗に撮れるし、持ち運びもしやすいのでいろんなシーンで活躍します。
もちろん野鳥撮影にも使いやすい!
うちでは重宝しているカメラです。
※当ブログの写真はブログ掲用に容量を小さくするためにリサイズをかけています。実際に撮れている写真はもう少し画質は良いです。画像編集にはLightroom Classicを利用しています。