働く君に贈る25の言葉 | 私は楽観主義者である。それ以外のものでいても何もならないと思えるから。

働く君に贈る25の言葉

働く君に贈る25の言葉/佐々木 常夫

¥1,470
Amazon.co.jp

うつ病の奥様を支え、自閉症の息子さんを育てながら、東レの役員を務められた、
佐々木さんが、甥っ子さんに宛てて手紙を書く形式で語られる本です。

主に会社勤めでいろいろな困難にぶち当たっている甥っ子さんに対して、
佐々木さんご自身の体験に基づいて乗り越えるヒントのようなものを伝えようとしています。

運命を引き受けるっていうことばを、佐々木さんは大切にされています。
私の中でこの言葉は、つらいときとても励みになりました。

私は何かいやなことやマイナスなことがあっても、絶対誰かのせいにしたりしたくないのね。
自分以外のものに帰責した瞬間に、自分の成長は止まるからね。
その瞬間に、建設的なものごとの考えができなくなるから。

だけど、あんまりにもつらいことがあるとね、
あるいはあんまりにも理不尽に思えるようなことがあると、
それをどうして扱っていいかわからなくなったりしたことが、
一度あるんだけど、
そんなときこの佐々木さんの
「運命を引き受ける」
って言う言葉は、私の心に強く響きました。

そうだそうだ、あたしはいつも困難なことがあれば、
これは神様が与えた試練で、これをあたしが乗り越えられると神様は信じているから、
こうやって困難が降りかかってきているだけで、
だからあたしは絶対この困難を乗り越えられるんだと、そうやって思って
乗り越えてきたではないかと。

その困難が今回は、自分の人生にとって割と大き目のサイズだっただけで、
それはつまり、運命を引き受けるという言葉で現されるべき大きさのものだけど、
でも本質的な態度は変わらない。

あたしの困難は、あたししか立ち向かえないし、
あたしの運命は、あたししか引き受けられない。

もちろん、周りの人にすごく助けてもらってるし、
いろいろなことを教えてもらったり手伝ってもらったりするけど、
私の人生に起きることに対して、行動を起こすのも、起こさないのも、
全部私の自由意志。

そういう態度を、今一度確認させてもらうのに
佐々木さんの言葉はとても大きな影響をくれました。

パソコンがクラッシュしてそれを治してもらっている間
2時間ぐらいでさらっと読むことができました。
でも、本当に心を揺さぶられるし、強く、優しくなれる本だと思います。