hospitality | 私は楽観主義者である。それ以外のものでいても何もならないと思えるから。

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うちのお母さんは、スーパー天然です。
おかげで私の覚えている限り、実家暮らしをしている間、居間に笑いがなかった夜はありません。

お父さんに昔、
「なんでお父さんはお母さんと結婚したの?」
って聞いたら、照れくさそうに
「毎日一緒にいたら、楽しいだろうなぁって。」
と、答えてくれたのですが、それは確かに当たっているなと思いました。

毎日、しつこいぐらいボケて来ます。つっこむ方は大変です。
そして悪気がないのでタチが悪いのです。笑。

今日は、相続の手続きの関係で、司法書士の先生が自宅にいらっしゃいました。
相続人が全員いたほうがいいとのことだったので弟が自宅から帰ってくるのを待って
夜19時にお越しいただきました。
ちなみに思いのほか若い方で、もしかしたらあたしと同い年ぐらいかも。

私がお茶を準備しようとすると、
「お母さんがやるから、セイコは座って先生の話聞いてて。」
というので、任せて先に居間のテーブルに弟と先生と座ってました。

すると、母親がお茶が入ったガラスのコップを四つお盆に乗せて居間に運んできたのですが、
その四つのうち、


2つが黄色。
2つが茶色。


えっ???なぜ?!?!なぜすべて同じお茶じゃないの?!?!


と、真正面に座っていた弟とアイコンタクト。
もうお互い
「お母さん絶対何かやっちゃってるじゃーん!!!」
と、不安をかくせない。笑。


もしやお母さん、司法書士の先生に
「ウーロン茶と緑茶どちらがいいですか?」
って聞くのかな。

と、待ってみるも、何も言わずに黄色のひとつを司法書士の先生に。
もうひとつの黄色を私に。
茶色は弟と自分に。

え??!?!?!!?何何?!?!
と、さらに強く弟とアイコンタクト。


弟、耐え切れず、

「なんで違うんだろ」

とつぶやくと、司法書士の先生も
「ぶっ!」
と笑う始末。
やっぱり司法書士の先生も気になっていたらしい。

そしたらお母さん、得意げに
「○○(弟)とお母さんは黒ウーロン茶で、セイコはおーいお茶の濃い味。
 で、先生はレモンティーだよ。」



えーーーーーーーーーーーーー?!?!まさかの3種類?!?!
そして先生レモンティー?!?!なぜなぜ?!


「え、だって先生はお客様だから特別なお茶がいいと思って。」


え?!レモンティー特別?!?!
っていうか、自分がレモンティー好きなだけでしょ?!?!


「そうかぁ、お母さんレモンティー好きだから、先生にもレモンティーがいいかなぁって思ったんだけど、だめだったかなぁ。」


いや、もう大人だし、普通に甘いの嫌いなヒトいるかもしれないこと考えれば、
そこは無難に緑茶かウーロン茶だと思う。。。
そしてまさかの緑茶はずしウーロン茶はずし。


先生、爆笑。

こんな感じで、お母さんのエンターテイメントショーは1時間ほど続き、
司法書士の先生がいい人だったので、終始笑って対応いただきました。よかったー。


すると先生が帰り際に、
「僕もいろいろなご家庭お伺いさせてもらってますけど、こんなに楽しくて居心地の良いご家庭は初めてです。ついつい長居してしまいました。」


ひぃぃ!!やめてください!!!!母親が調子に乗ります!!!


弟と二人で、
「先生は社交辞令で言ってくださってるんだから、本気にしたらだめだよ。」
と、先生のいる前で釘を刺しましたが、先生が帰った後、


「先生、楽しくて居心地良いっておっしゃってたねぇ。実際1時間以上いらっしゃったしね!」
って、ポジティブ!!!スーパーポジティブっ!!!


ちなみに母は私が司法書士の先生にお願いしようよって言うまで、自分でこれら一連の相続登記の手続きを自分でやろうとしたツワモノです。インターネットを見たり、役所に相談に行って、必要な書類をそろえたり、ワードで分割協議書まで作成してました。笑

でも心配になっちゃったなぁ。
今はこうしてお母さんのこと笑っていられるけど、あたしもいつの間にかこんなことやってるのかなぁ。
ヒトよりちょっと気が利かないっていう自覚はあるし、
ヒトよりちょっと鈍感だっていう自覚もあるけど、そんなにひどくないつもりなんだけど。

大丈夫だよね?!