東北地方太平洋沖地震
2011年3月11日金曜日。
地震が発生した時刻は午後2時46分
あの日から2年がたちました。
現在までの死者は1万5881人、行方不明者は2668人
「関連死」を含めた犠牲者は2万人以上にのぼり、
避難者はいまだに31万5196人といいます。
この東日本大震災というのは、世界的にみても、歴史的にみても、
人類史上において未曾有の出来事だったと思うのです。
人類の歴史上、地震や津波、他、様々な自然災害は
繰り返しやってきていました。けれども20世紀に入るまで、
放射能の脅威というものはありませんでした。
現代の人類は、自らが生み出した、見えない放射能
という危険性と対峙しなければいけないのです。
チェルノブイリ事故という人為的事故に学ばなかった人類に、
自然災害と人為的事故の複合という
新しい形の大災害がやってきたのです。
それが福島第一原発事故だと思うのです。
世界中で地殻活動が活発期に入っている中、
世界中に原発=核ミサイルも存在しています。
地震のない場所でも、隕石やミサイルが落ちてこないと
誰が保障できるのでしょうか?
危険なウラン採掘も地上を汚染させています。
大量に生み出される核廃棄物の処理法も誰も知りません。
人間の科学はまだその程度なんです。
世界中で核の問題は山積みです。
そんな中、日本では、すでに原発事故による爆発が起き、
放射能は漏れ続けているのです。それが現実です。
これから先ずっと、果てしなく放射線との戦いが続くのです。
しかも日本の原発の下にはいくつも活断層が確認されているのです。
今の方向のまま文明がすすむことは、狂気の沙汰です。
あの日を境に、分岐点に立っていると感じています。
この惑星に住む人類という視点において、
私たちは「繁栄」と「破滅」どちらの道を選ぶのか・・・
個々の人生において「真実」とは何か?「本物」とは何か?
本質を見極める力がなければサバイバルできない時代、
ごまかしながら、適当に生きる事はできない時代に入ったと思うのです。
その点において分岐点にいると感じているのです。
原発は再稼動するべきではないと思うし、
これから廃炉にしていくべきだと思っています。
そして高濃度放射能汚染地域は復興してはいけないと感じています。
漏れ続けているのですから、除染なんて意味をなさないのです。
人間社会の行く先には何が待ち受けているのでしょうか・・・?
放射能汚染について毎日、毎日、考えています。
私は「復興」「絆」という言葉とそれにともなうアクションに、
とても強い違和感を感じています。
この動画は放射能汚染とともに生きる日本にとって、
認識すべき大切な情報だと思います。
汚染地帯からの報告 - 1 ベラルーシの苦悩 by NoNukesAfter311
汚染地帯からの報告 - 2 ウクライナは訴える by NoNukesAfter311
日本の健康不調、訃報のニュースが急増している印象がある中、
以前この動画を見た時より、ベラルーシとウクライナの状況が、
もっと間近に迫ってきている気がしました。
気持がとても重いです。
チェルノブイリ1基爆発→石棺完成7ヶ月→放射能漏れ収束
福島原発4基爆発→2年間放射能は漏れ続け→
廃炉まで30~40年それまで放射性物質の放出が続く(東電発表)
(しかも海にも直接垂れ流しです。前例がありません。おそろしいです。)
■毎時1000万ベクレル!毎日2億4000万ベクレル!
2012年9月24日、東京電力は「福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版)」にて福島第一原発からは9月時点でも毎時1000万ベクレルが放出中であることを発表した。・・・・・そして事故直後は、現在の10億倍の放射性セシウムが放出されてしまっているのである。
これらの事実から日本の未来を全く楽観的にみれないのです。
東北地方太平洋沖地震によって被災され方、関連死の数は、
氷山の一角なんではないかと思っています。
この問題は「Fukushima」だけにとどまることではないと思っています。
私は遠く離れた海外に住んでいますが、
他人事とは思っていません。
だからこの問題を毎日考えているのです。
日本にいる人、日本に関わる人は全て、
何らかの形で被害を被ると思っています。
当事者意識を持つ事が大切だと思っています。
無関心でいること、現実から目を背けることは、
とても危険な行為だと思っています。
原発は止まらないし、被害が拡大するだけだからです。
チェルノブイリの例からみても、
高線量被曝では急性の放射線障害が発症していますが、
長期の低線量被曝では放射線障害とみられる健康被害が
10年後20年後になって増大しているようです。
被曝は蓄積だといいます。
高濃度の放射能プルームが襲った、関東・南東北の被曝エリアは当然の事、
直接の放射能汚染を免れた地域でさえ危険だと私は思っています。
世界に類例を見ない放射能汚染廃棄物の焼却処理という暴挙が行われ、
汚染が拡大されていると感じるからです。
行政による食品の放射性物質の安全基準値や
検査そのものの信頼性も感じられないので、
食品の流通による内部被曝も懸念しています。
そして、こちらもまた読み直して、さらに重い気持になっています。
『東海アマブログ』
これから何が起きるのか?その1
これから何が起きるのか?その2
これから何が起きるのか?その3
2012年の1月で更新はストップされているので、
この最後の3つの記事は総まとめではないかと推測します。
厳しい内容です。
その2、その3に添付された写真はよく見かけるものですが、
直視することがきついです。画像が大きいので衝撃が大きいです。
スマホでみれる方はそちらでみる方がいいかもしれません。
でもそれが現実だとしたら・・・
目を背ける生き方はしたくありません。
少しでも被害を少なくするために。
未来へつなぐ子供たちのために。
ちっぽけな私が今できること・・・
「意思表明」
”no nokes”
原子力はいらないのです。

"one earth"
地球はたったひとつしかないのです。
人間も地球という生命体の一部です。
