中学時代、陰湿ないじめ被害にあった当事者として、お伝えしたいことがあります。
もしお子様が「学校へ行きたくない」と言ったら、無理に通学させず、休ませてあげてください。
私は中学でいじめに遭っているとき、学校に行こうとすると頭が痛くなり「学校に行きたくない」と母に伝えると
「学校に休みの連絡を何回も入れるのが嫌だから、学校に行きなさい!」と無理やり送り出され、辛い思いをした経験があります。
本当は楽しいはずの学校にお子様が行きたくないと言うのは、いじめの被害を打ち明けなくても、SOSのサインです。お子様が学校に行きたくない本当の理由を言い出しやすい環境を作り、辛抱強く待ちましょう。
そしていじめられているお子様に伝えて欲しいのは、学校だけが世界でないということです。
どうしても子供は学校という閉鎖的な社会でいじめに遭うと、この世の終わりのように思ってしまう傾向にあります。
なので、不登校期間、機会があれば旅行に行ったり、旅行でなくても美術館や博物館など教養が深まる場所に連れて行ってあげて、学校で起こった辛い出来事をちっぽけなものに思えるように親子の時間を楽しんでみてください。
私はいじめが原因で入院するまで大事になってしまったので、退院後父とアメリカに傷心旅行に行きました。
その旅行での出来事は、見聞を広げるきっかけにもなりましたし、英語をさらに学ぼうという動機にもなりました。
このブログでは、いじめや不登校に悩むお子様をお持ちの保護者様からのコメントを受け付けております。
またREQUでは個別にお悩み相談を承りますので、チェックしてみてください。
平成に育った人間が学校で受けた心の傷を、令和に生きる子供たちには味あわせたくありません。
令和に生きる子供たちに幸せになって欲しいと切に思う今日この頃です。