わたしは「やってみなければわからない」性格です。
はじめて見る食べ物でも、「まず食べてみなければ」と考えてしまいます。
「おいしい?おいしくない?」ときかれても、おいしいかまずいかは、その人の味覚ですから、「自分はおいしいよ」、とか「自分は合わないなあ」ぐらいにしか答えることができません。
むしろ、それを聞いてくる人に疑問を持ってしまいます。まず食べてみなよ、って思ってしまいます。
居酒屋に行って、聞いた事もないようなメニューを見ると、ついたのんでしまいます。店員に「これは何?」ぐらいは聞きますが、「とりあえず食べてみよう」と言う考えが先にたちます。
そうなんです!私は「うまいかまずいかは食べてみなければわからない」のです。
そんな私を、「理屈がしっかりしてない」とか「考えが浅い」とか言う人がいますが、私は思います。
「うまい、まずいに理屈が必要か???」と・・・
4年前にシャンプー、石鹸なしの生活を始めました。
この仕事を始めて、まさか自分が石鹸を使うわけには行かない、というのが発端ですが、事は簡単です。
土曜日の夜「明日は休みだし、今日は石鹸、シャンプーなしで身体を洗ってみよう。明日臭かったら洗い直せばいいや」と思って始め、そのままこの生活が身についてしまいました。
「やってみたらよかった」
これ以上の理屈があるでしょうか?
私 「この料理、おいしかったよー」
相手「えー、本当にー」
私 「ホントだよ。食べてごらん。」
相手「えー、だって私がおいしいかまずいかわからないもん。」
私 「石鹸、シャンプーなしで洗ったらこんなにキレイになったよ」
相手「えー、本当にー」
私 「ホントだよ。やってごらん。」
相手「えー、だって私が汚れが落ちるかどうかわからないもん。」
この「相手」はきっとこの先、新しいものへの出会いがないまますごしてしまうんだろうなあ、かわいそうだなあ、って思ってしまいます。
私のこの性格を人に勧めるつもりはありませんが、少なくとも私はこの性格のおかげでちょっとだけあたらしい出会いをしている、と思っています。
シンプル生活
佐藤 晋一