『スズの兵隊』『人魚姫』/アンデルセン、
『スーホの白い馬:』/モンゴル民話、
『やさしいライオン』/やなせたかし・・。
幼いころ好きだった童話や絵本を
思い出してみると、
悲劇的な話に惹かれる傾向が
あったように思います。
その中でも特に好きで感銘を受けたのは、
オスカー・ワイルド作
『幸福の王子‐The Happy Prince』 でした。
5歳のとき、僕はこの童話に出逢い、
衝撃と共に深く心に刻まれました。
悲哀が漂い、破滅的・・、
そして皮肉が籠められたこの物語に、
幼い僕はシビレたというワケです。
“誰かの為に生き、誰かを想って死にたい”
たぶん多くの男性には、そんな願望が・・、
もしくは遺伝子にプログラムされているように
感じることがあります。
理屈ではなく、そう感じることがあります。
人の為と書いて“偽”と読むのなら、
“誰かの為に”という想いは、
いつも偽善との葛藤です。
しかし、物語に登場する王子とツバメは、
誰にも言わず、見返りを求めることもなく、
そっと死にました。
そんな生き方ができた王子とツバメは、
やはり“幸福”だと思うのです。
・・男として、そう感じるのです。
誰かの為に生き、誰かを想って死にたい。
帆立のスモーク。
帆立の貝柱200gに対して、
塩4gと砂糖2gを混ぜ合わせます。
(帆立の重さに対し塩2%と砂糖1%)
帆立にまんべんなくまぶし付け、
半日程度おきます。
帆立から出た水気を切り、
丁寧に拭き取ります。
ラップなどをせず、
冷蔵庫に入れて表面を乾かします。
約1時間燻煙します。
レモン、とびこ、セルフィーユを
彩りよく、無造作に配置します。
ピート薫る芳醇なウイスキーと共に・・。
多めに仕込んで翌日以降に頂くときは、
トースターで軽く炙って饗します。
