夏めいて
窓を開けて過ごすようになり、
簾を掛け始めました。
朝、まだひんやりとした風に目覚めると、
朝の光と影を受けた簾を透いて、
若葉の輝きが和らいで射し込んできます。
簾を透すと見慣れた景色が
美しく見えるのはなぜだろう・・。
きゅうりに包丁を入れた瞬間に
弾ける香りは夏の涼味。
つまみにきゅうりの花椒炒め。
生で食べることが多いきゅうりですが、
サッと加熱されたきゅうりも美味しいです。
サラダ油を熱したところに、
花椒と微量のおろしニンニクを入れ
香りを立たせます。
皮を剥いて千切りにしたきゅうりを軽く炒めます。
仕上げに塩、胡椒、旨味調味料をして調味し、
数滴ゴマ油の香りを加えたら出来上がり。
山椒は昨秋収穫したものです。
ミカン科という通り、
ミカンのミニチュアのような果皮が
爽やかに香ります。
翡翠豆ご飯。
えんどう豆を日本料理では
鶯と呼んだり、翡翠と呼んだりしますが、
そんな表現がぴったりの
可愛らしい豆だと思います。
さや付きのグリーンピースを剥いて
さやはよく洗います。
洗米に水を加減して入れ、塩を加えます。
その上に7~8㎝角の昆布を置き、
さらにその上にグリーンピースのさやを
1パック分くらい乗せ、炊飯します。
その間、グリーンピースを3~4分程度
やや軟らかめに塩茹でします。
茹でたグリーンピースは、
直ぐにザルに上げず、
茹でた鍋のまま落し蓋やザルで覆い、
そこへ糸を引くように水を垂らして、
ゆっくり冷ますことでシワが寄らず、
翡翠のような艶を保てます。
ご飯が蒸らしの段階になったら、
急いでさやと昆布を取り出し、
茹でたグリーンピースを投入し、
酒をひとふりしたら蓋をして蒸らします。
ふっくら香りよく炊けました。

