何のためにリフォームするのか【TB追加】 | シンプルハウスのつくりかた

何のためにリフォームするのか【TB追加】

以前に見積を提出し、検討中ということでしばらく連絡の途絶えていた方から連絡があった。住んでいる直接の方からではなく、お身内である娘さんのご主人さまから。電話の内容は、見積仕様の確認。

ちょっと気になる物言いだった。
誤解を恐れず書くなら、年老いた親御さんを心配し、リフォーム屋にだまされないよう話しのわかる人間で連絡をした、といったところだろうか。というのは、言葉のある部分に「あんたのところはホントに信頼できるんかね」という語彙があるように感じた。
それは僕の感じ方がおかしいのかもしれないけど、感じた僕としてはひとつの事実。ただ、心配をするのはわかるけど、不信からスタートしたものでは、それも当事者でない方ならば、伝えるのが難しいなぁと思うこと。もし工事に至っても、その悪い影響が残らなければいいがと思うばかり。

そんなあまり公の場でわざわざ書くべきではないことを書くのも、もうひとつ引っかかることがあるから。

今回は名古屋市の耐震補助金を申請することを想定した工事。でも、そのお宅は2棟をつなげ、しかも増築を繰り返したお宅で、名古屋市の耐震条件をクリアーするには無理・無駄が多すぎる。数字だけの形だけの耐震補強になりかねない。言い換えれば、数字を追って、条件をクリアしても、そのためにいただける補助金以上のお金を使うことになりかねない。なかなかそのあたりが理解いただけず、苦しんだ覚えがあるのだが、ナンセンスでも施主の希望という壁を越えられない自分の能力のなさか。

お施主さんに問いたい。
何のための耐震改修なのか。


地震で倒れない家を造りたいのか。

耐震基準の「1」を越える家にしたいのか。

補助金が欲しいのか。


上の答えならば、僕は工事をしないかもしれません。

「安全な家で安心な生活をしたい」

そのためならば、お手伝い出来るかもしれません。

こんなことを言っていたら、商売にならないかもしれない。
でも、ここだけではなく、本当に伝えたい言葉です。

施主さんとそのお身内の方がご覧になったら、気を悪くされるないようかもしれません。ごめんなさい。でも、よりよいものを造るために悩んでることを自分の中だけで悶々とすることが出来ずに記しました。