ジョニーとメガネとケビンの従兄弟 | DAILY OF DIRTY BUG

ジョニーとメガネとケビンの従兄弟



最近、お洒落な眼鏡をかけている人が増えている。


顔をパッと見たとき、その人の印象を引き立てるためのキーアイテムとしての

代表格、眼鏡。

もちろんみんな目が悪いからかけているわけだが・・

そこで普通に眼鏡をかけるわけではなく、お洒落で一風変わったフレームを用いて、人とは違った

個性を出すための「ファッションアイテム」の一つとして有効活用しているナウな人達。

良いですなぁ。


フレームを造る側の職人にもセンスの良い人が多くなり、今店頭には様々な種類のオサレ眼鏡が

並んでいる。自分のお気に入りのデザインを選び放題だ。

今の時代、目が悪い人が羨ましく思えたりもする。



僕は視力は悪くはなく、裸眼で不自由なく暮らせる程度。

かけたかったのなら伊達でかけることは出来たが、本腰入れて使うわけではないので

購買意欲が出てくるほどではなかった。



そんな僕が最近、無性に眼鏡を購入したくなった。




そのきっかけとなったのが、この映画







jd1




シークレット・ウィンドウのジョニー・デップの眼鏡姿に憧れて、自分も真似してみたいと思った。

この主人公がかけている眼鏡は一見普通だけど、時代と逆行したヴィンテージ感とイモダサ感が

絶妙で、不思議とお洒落に見えてくる。 またジョニー・デップがこの眼鏡かけるとやたら

似合っててカッコいい。

最近、あえてこういうコテコテの眼鏡をファッショナブルにかけている人もたまに見るし。


よし、自分もこういうお洒落を目指そう!



思い立ったが吉日、さっそく駅前のショッピングビルに行き、そこでイメージに近い眼鏡が

売られていたのですかさず試着。

鏡を見て おお?なかなかいいじゃん!形も似てるしもうコレしかない!と思い即購入。


そのメガネがこれ。






megane











会計を済ませてショップを出て、すぐに袋から出して装着。


その日の僕は無精ヒゲを生やしていた。


完璧だ。


気分はもうすっかりジョニー・デップ。



そしてこの勘違い野郎は、そのまま浮かれ気分でビル内を徘徊。




もうね、頭ん中じゃ自分の姿はこんな感じですよ↓



jd







すれ違う時に目が合ったすべての人に「Hi!」と手を上げて爽やかに挨拶したいほどの

高揚感に包まれ、なにか生まれ変わったような爽快な気分で年末の人ごみの多い駅前を

闊歩して帰路に着いた。


帰ってきてからひと段落して、荷物も整理して、部屋着に着替えてまったりとしていた。

そして思い出したようにまた自己陶酔に浸ろうとメガネをかけて洗面所の前に立ってみた。



ん?



ふとした違和感。




あれ、こんなんだったっけ?





なんだか若干眼鏡がデカくて浮いて見える。




ちなみに、自慢ではないが僕は頭が小さい。

会う人会う人に「頭ちっちゃいですねー」とよく言われる。

同じ日に帽子屋にも行ったがそこの店員にもさっそく言われた。

一時期はコンプレックスになりかけたくらいだ。






店でかけて鏡で見たときは全然アリだと思ったんだけど

家に帰って冷静に見てみると、その姿はまるでみっともない昆虫博士みたいだ。


こんなはずは・・・と思い、改めてジョニー・デップの写真を見てみる。


明らかに鏡にうつった自分の姿は彼とは程遠い。







バ、バカな。




いやでもちょっと待て。



誰かに似ている・・・



誰だっけ






鏡に映った自分の顔を見ながら、過去の記憶を探る。






そして脳裏に、「ある人物」の顔がフラッシュバックのように浮かんだ。







・・・・そうか!









鏡にうつった自分のその姿






映画「ホーム・アローン」に出てきた


主人公ケビンの従兄弟。



よく缶コーラをジュルルと音を立てながら飲んでいる


あの憎たらしいガキにそっくりだった・・・・・













boy
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