夢の再確認

ちょっと前になりますが「キングコング」と言う映画がリメイクされて話題を呼びましたね。

監督のピーター・ジャクソン（ロード・オブ・ザ・リング三部作作者）が、何故、「キングコング」を撮ったのか知っていますか？

彼が９才の時、ドラマで「キングコング」を見て、自分でも映画で作ってみたいと思ったのが発端だそうです。

そう！　「キングコング」を撮ることが『夢』だったんですね。

９才から４７才の現在に至る迄、ずっと温めていたのです。そう思うと、今迄の作品で力を貯えていたのだなと思いますね。

ロード・オブ・ザ・リングは、現在のＣＧ（コンピュータ・グラフィックス）の最高峰と言われています。

その技術を駆使して『夢』だった「キングコング」を作ったのですね。


でも、それより何より、９才からの夢を追い続けた姿勢が素晴しいです。

あなたは子供の時、成りたかった職業に着いて、頑張っていますか？

あなたは子供の頃の「夢」、何になりたかったか覚えていますか？

人間て叶わないと気付いたり、諦めたりすると、忘れるように出来ているようです。

子供の頃の夢を、わたしは覚えていません。

あなたがまだ覚えているとしたら、その職業は今からでも成れるものですよね？


わたしが覚えているのは高校３年の時に、イラストレーターになりたかったことからです。

その後進学したのは、グラフィックデザインの専門学校でしたが、３年間イラストばかり描いて過ごしました。

きっと楽しいから、楽しそうだから夢になるんでしょうね。

しかし、何故イラストレーターを諦めたのかは覚えていないのです。

人間の仕組みって不思議ですよね、辛いことは忘れるようになっている。

だからこそ、新しいことにチャレンジ出来るのでしょう。

あなたが子供の頃の夢を覚えていたら、もう一度チャレンジされてはいかがでしょう？