長い坂 | ちっちゃい、イーハトーブ

長い坂




自分ちに続く長い長い坂を上る時



雨上がりの晴れた涼やかな夕方だったりすると、いつも後ろを振り返る



すると、そこには夕陽を受けて何とも言えないピンク色に染まる隣街が

徐々に灯りを点し始めて、一日の終わりに向かう姿が見えます




それを見ると俺は決まって

「みんな振り返れば良いのに」と思うし

それらを一人占め出来てるような、妙に意地悪な気持ちになったりもします



けど、一番頭や心に浮かぶのは

その街であった、良い事、可笑しかった事、そしてまた良い事




こう、ふとした折にその時の事を思い出して書いてみると

その時の、もちろん今の自分も求めてるのがよく分かる気がします





それはなんら難しくも、俺の文みたいに捻くれてもなく

ただただ、安心できる、心から力を抜ける、安らぎなんだと思います





これは余談ですが、大震災に際した電車の広告で

「人間に1番必要なものってなんだろう」なんて書いてある広告を見たんですが


それこそ「安らぎ」だと思います