あとは殆ど嫌いで | スティルアライヴ

スティルアライヴ

破れたソファーに座って
生き場所を探す猫みたいに
爪で 皮膚で 指で 手の平で 腕で 肩で 胸で
君を確かめてた
今日も生きてるかを


会いたい
でも、会いたくはないという矛盾
大事なものが重たいのか軽いのかわからなくなってとりあえず歩いてみようかと思う
虚しい速度で過ぎ行く今とか瞬く間に消えてく朝と夜とか、乗り越えてずっとずっと一緒にみんなで炬燵に入りたい
長い長い炬燵に犇めきあって他愛無いことで時間を無駄にしたい
明日が来る今日なんかいらない、今日は今日でいいから楽しいことをたくさんしたい
特別なことはなにもいらない
憧れていた景色は一枚画だった、憧れのはかなさと脆さを知った
筆を加えることなく酸化させることもなく暖かい午前の陽射し溢れる部屋へ置いてきぼりにしていればいい