「Flame vein」
皆さんは、血液が沸騰する感覚に陥ったことは、ありますでしょうか?
人間が真空状態に放り出されると、体内の血液が沸騰する、という説もありますが、そんな科学的な観点ではなくて、心理的な観点でですよ。悔しさで、血管内の血液が、ボコボコと、泡を吹いているのです。
昨日、悔しさで、血液が沸騰しそうだったので、夜もあまり眠れませんでした。
というのは、ある知人が、ギター&ボーカルを演奏してくれたのですが、とても上手でびっくりしたのですが、私も、少し練習すれば、コピーできるものだったので、それを周りに言っても、信じてくれなくて、その方ばかりに、注目が行っていたので、「俺もできるんじゃーい」って、イライラしていたのですよ。かといって、私もその場で証明できないというか、練習の期間を与えてもらわないと、無理なので、出来る自信はあるのに、すぐに証明できない、もどかしさが、悔しさに繋がっていたのですよ。
「悔しい」という感情は、喜怒哀楽の“怒”に、カテゴライズされると思うので、一見、悪しき、感情のように思われます。確かに、悪しき心を持っていたならば、その感情を、外部への、言葉の暴力や、物理的な攻撃に変えてしまいます。
しかしながら、どのような分野でも、成功している人というのは、「悔しさ」を決して外部に出さずに、内部に内部に溜め込んで、逆にそれをパワーにしている人だと思います。
自分の事を、よく言うわけではありませんが、私は温厚でフランクですが、その実、プライドがべジータばりに高いので、
「悔しさ」を感じる局面によく出くわすのですが、外部に出さずに、内部に溜め込んで、そのエネルギーで努力していく感じなのです。
そのギターの件以外に、これまで生きてきて、2度、血液がボコボコと、沸騰した事があります。
最初の沸騰は、大学の陸上部に在籍していたときに、同じ学年の、私の最大のライバルと呼べる存在が、1500mで、3分54秒と言う、好タイムをたたきだしたときです。一緒のレースには走っていませんでしたが、私も、同じようなタイムを出せる自信や、感覚だけはあるのに、そんな口だけの自信だけが先行している感、すぐに証明できないもどかしさが、悔しさに繋がっていました。
しかしながら、悔しさが、その後の努力に繋がりましたよ。きちんと、一年後、同レースで、リベンジを果たしました。
2度目の沸騰は、大学を卒業して、服屋の経験も全くなかったというのに、「俺は服屋を出す」と周りに言ったときです。もうすでに、就職が決まっていた友人らも賛同はしてくれたのですが、一人だけに、「経験ないのに、無理やろー」みたいな感じで、強烈に、上から目線で忠告されたので、自分の血液が、悔しさでボコボコ沸騰していましたね。
自分は、服屋を持てる感覚だけがあるのに、経験もお金も、当時は全く無かったので、すぐには、それを証明できないもどかしさが、悔しさに繋がっていました。しかしながら、悔しさを忘れなかったので、4年がかりで、お店を持って、目に見える形で、証明できましたね。今では、そんな彼も、私のお店に通いつめてくれていますよ。何気に良い話でしょ(^^)
「転んでも、歯を食いしばって、立ち上がる事を覚えたのは、いつだっけ?」
振り返ると、いつも私の原動力となっているのは、「悔しさ」であります。
私が皆さんに、伝えたい事柄があるのですが、ある物事を、続けていくか、続けていかないかで悩んでいる方がいるとして、何を基準に、進退を決めればよいのか分からなければ、「悔しさ」を基準にすれば良いと思います。
悔しさを感じていれば、続行して、悔しさを感じていなければ、辞めにしたらいいと思います。仕事でも、恋でも、部活動でも、受験勉強でも。少しでも、近づきたいという感情、向上していきたいという感情があるからこそ、「悔しさ」は感じるのだから、それを感じなければ、進歩はありませんよね。
もう陸上競技では、市民マラソンに出場して、40代・50代のおっちゃん市民ランナーに、負けてしまっても、全く持って悔しさを感じなくなってしまった私にとって、ギターで悔しさを感じたと言う事は、ギターを最近、全く触っていなかった私自身、まだまだ努力していける心の余地が残されている事を現していると思うので、なにかうれしくなりましたね。
「実を言うと、4年前、私が持ちたかったお店は、セレクトショップではなく、古着屋です。形は違えど、叶えましたよ。」
今、頑張っている服屋の事もそう!他のお店の良い噂を聞いたならば、少なからず嫉妬し、悔しさを感じ、
他のお店には負けたくないな、と思って、努力をしてきましたYO。
あと、付け加えるならば、遥か雲の上の存在には、悔しさも何も感じないと思うのですが、悔しさを感じている物事は、すでに射程距離に捉えられている目標だからこそ、悔しく思うので、皆さんも悔しさを感じている事柄ならば、きっと達成できますよ。
プライドが高い自分に、時にひどく疲れます。しかしながら、悔しさを人一倍感じる事を逆手にとっています。
悔しさは、自分自身への誓いであり、勇気であり、覚悟である、極上の感情だと思っていますよ。
Simple is the BEST ! タケウチ


