「Inspi」 | Simple is the BEST !

「Inspi」

       レディス約8割、メンズモノが、約2割。この比率のショップは、案外在りそうで、あまり存在していません。


だからこそ、私は、男女ともに接客している店主としての視点から、日々、感じる事を、持論を交えて記載していったならば、皆さんにとっても新鮮であると思い、本日も、綴っていこうと思います。


以前にお話しましたが、男性は、こだわりが強すぎて、見えないモノをねだられる事も多いのです。

その辺りが、夢や、理想を追い求める男性の特性が現れているのかなと思っています。

あと、私も男性なので、その辺りの感情は理解できるのですが、モノでも、恋でも、相対的にモノを考える事が多いように思います。


   服で言うならば、「このブランドは、この近郊では扱っていないから良し。他でも、扱っているから、駄目。」

   恋で言うならば、「俺の女は、学校でもトップクラスに目立っている高嶺の花的存在だった。」



そのように、ある外部の相対的な指標や、比較ができる物事が無いと、モノの良し悪しを決められないのが、男性であると思います。男性にケンカを売っているのではなくて、私もそういう性格なので、記載しているのですよ。

しかし、女性は、「直感」をいつも優先させているように、思っています。

ものすごい綺麗な人が、そこまで、容姿が伴わない男性と付き合うこと。すなわち、「不釣合いなカップル」を見かけるのも、女性が飛びっきり容姿端麗で、男性が、「えーっ」っていうパターンが多いように思います。

男性が、とびっきりイケメンで、女性が、「えーっ」っていうパターンは、少ないものです。


         「私だけに、良く映っていればいいの」


そのように、直感を信じこと。他と比べるわけでもなく、自分だけのオンリーワンを求めて生きるのが、本来、正しい姿だと思います。だって、男性的思考だと、「周りが悪く言っていたら、良く言われなくなったとしたら、あんたは、そのブランドや、好きな人を、好きじゃなくなるの?」って思いません?外部の情報に左右されてしまうのかいな?って、今は思ってしまうのですよ。直感で選んだものは、いつまで経っても色あせないですからね。

頭で考えて行動すること、直感ではない行動を選んでいると、いつか、こうなる事は、目に見えています。


        「あれ?こんなヤツと付き合っていたの、俺?」 「俺、こんなダサい服を着てたんだな…。」


 「噂のジャガードT。サーマルに合わしても良さそうな。」



昨日、自分の師匠と、『とあるブランドの価値』について、電話で語っていました。そのブランドを、男性的な思考。外部の余計な情報しか信じられない人から、すれば、そのブランドの価値は下火になっているかもしれないですが、『ブランド屋』ではなく、『服屋』の私達は、いつまで経っても、良いブランドですよねー。って語っていたのですよ。


男性の接客では、積極的に、ウンチク作戦で攻めて行きます。

これは、この辺りでは手に入らない。XXのお店でしか手に入らない。


しかし、女性の接客では、そんな事は、皆無に近いくらい、発言する事はありません。そんな情報は、女性にとって、必要としていないのですから、「ふ~ん」くらいで終わりますモンね。

彼女らの指標は、いつだって、「かわいいか」 「かわいくないか?」。直感を信じているのですよね。

買い物上手、生き上手なのは、間違いなく、女性だと思います。


 「ボタンフライを締めるとタグが隠れるところが、お気に入りです。」



昨日、幼なじみから、A vontageのジャガード織りのTシャツをもらいました。

3年ほど前に、沖縄に旅行に行ったときに、着ていくTシャツが少なかったので、その幼なじみのところに、Tシャツを借りに行ったのですが、その時に借りたうちの一枚が、こちらのTシャツでした。


そのときから、古着でよく見かけるような、ジャガードTを新品で仕立て上げる発想と、その着心地にセンスを感じていましたが、正直、当時は、私には、あまり聞かないブランドだったので、それだけで、自分の興味の対象外になってしまいましたからね。当時は、自分の直感で決めるのではなく、外部の余計な情報しか信じられないのです。


 「ブランド選びの理想は、こんな感じで、タグが隠れている事。」 

     


社会人になり、そして、特に自営業になったので、集団から抜け出した私は、恋においても、集団や、他のモノと相対的に比較するという事は、当然、なくなってしまったので、よい意味で、直感を大事にしていけるようになりました。「自分が好きだから」、「自分と合うと思ったから」、と思ったから、付き合っているだけですよね。

かっこいい・かわいいなんてのは、結局は、他の人と比べた指標になるんでね。


服のセレクトも、そう。直感を重視していけるようになりましたね。直感で選んだものは、いつまで経っても、見方が変わらないですからね。先日、ALPOAで購入した、ORUROだって、とあるショップのオリジナルブランドの上、マイナーですが、間違いなく、私の中で、「良いモノ」だったんでね。


当店でセレクトしていう服は、そんな外部の情報に影響されなさそうなブランドをセレクトしているつもりです。

「出る杭は打たれる」。出ているから、外部の情報に、モロに影響を受けると思う私は、当店の立地と同じく、タグに関しても最初から、”ひっそりと”取り付けられているブランドが好みです。このセレクト方に関しては、DIECIの田丸さんも、同じ事を言っておりました。いつしかそのブランドの人気がなくなったときに、そのタグを見て、「痛々しく思われる事」は、嫌なんでね。結局は、自分が直感で、良いと思ったものを、周りの評価などを気にせずに、マイペースで楽しみたいだけなんですよ。


    直感を大事にできるようになってきたのに、周りにどう見られるかを意識している部分。やはり私は男性ですね(^^)


        Simple is the BEST !   タケウチ