「一生物」
数年前、鹿児島県の鹿屋体育大学に永田宏一郎という、孤高の長距離選手がいました。
同校は、決して、強豪校というわけではなく、高校時代は3流選手の集団であり、永田選手もそんな環境で、突然変異的に、生まれた選手になります。孤高の一匹狼でしたが、決して、恵まれた環境に居たわけではなく、、力が突出しすぎて、恵まれた練習パートナーに囲まれていたわけではありませんが、その永田選手が言うには、
「恵まれていない環境だからこそ、練習も貪欲になれた。一人での練習も、
関東の箱根常連校の強い選手に勝つには、もっと練習をしなければ。と思って。」
そんな風に言います。
自分のエリアは、空前絶後のセレクトショップのブラックホールエリアだったので、市民の服に対する意識というのは、というより、セレクトショップへの意識というのは、2歩も、3歩も遅れていると思います。この近郊に御住まいの方なら、お分かりでしょう。
例えば、三重の津なんかも、ペリカンなどもあるので、主婦さんがセントジェームスを着ていることなんて、ザラですもんね。
決して、服屋をやるには、恵まれた土地だとは思っていませんが、恵まれていない環境にあるからこそ、服屋を成り立たせる為に、服の情報収集というのに対して、どこまでも貪欲になれます。全国に散らばるセレクトショップのホームページや、実際に、行ける範囲内なら、足を運んで、盗めるものは盗もうと思っています。
そんな私は、女性のナチュラルブランドから、男性のトラッドなブランド。アメカジブランド。そして、ストリートブランドまで、幅広く網羅しています。
自分の貪欲さは、逆に何にもない名張市に生まれたからだと、思っていますよ。
「2ndでも引っ張りだこのパーカー。友人から\3000で買い直すか思案中」
当然の事ながら、色んな雑誌も幅広く目を通すのですが、その中でも現在のメンズファッション市場の中でも、
『2nd』は、ファッションに関わる人の、ファッション雑誌としても、認知されています。
私も例にももれず、この雑誌をいつも楽しみに読ませてもらっています。ファッションに興味を持たれ様とされるなら、この雑誌が一番の参考書になるんではないでしょうか?
スナップにおいても、自分が好きなスタイルの人ばかり載っているので、思わず、ヨダレを垂らしそうになってしまいます。しかも、30代・40代の、シブーい方ばかりなのですよ。20代の方のスナップも、やたら、おっさんぽいというか(^^)現代版、TAKE IVYですよね。
今月号の特集は、「一生、手放せないもの」特集。
当店の男性のお客様は、ある種、スタイルが完成されたお客様が多いので、「値が張る一張羅を長く着る」2nd的な境地の方も多いのではないでしょうか?
逆に女性は、めまぐるしく移るファッションシーンの中で、一張羅を持つ。という人は、少ないものですが、そういう着方も、長い目で見れば、とても効率的で、経済的にも、良いと思います。
アイルランドの、Francis Campelliのコートになります。洗える、マッキントッシュとして知られる、同ブランドは、10万を越える同ブランドよりは、まだお値段は安いのですが、それでも”値が張る”部類に入ると思いますが、
長く着る一生物として、お勧めですよ。
小さい頃、よく親にも高い服を買ってきて怒られたりし、その度に、
「この服は、一生使うものやから、えーねん」
と、反抗したものですが、、
「お前は、お金に困ると、服を手放すから、一生使うもんってないやろー!」
って突っ込まれたものです。。。
Simple is the BEST ! タケウチ

