「1/2 anniversary」
本日の開店直後から、幼なじみ達が
「半年アニバーサリー、おめでとう!」
と、来店してくれました。
最近、購入したという、モンキーの40周年anniversaryモデルにまたいで、彼らはテンションが上がっていたので、アニバーサリーという、小洒落た、言い方をしていたと思われます。
そうです。本日で、ちょうどオープンして、ちょうど半年。まさに”激動”の半年でした。
この今までセレクトショップが無かった、この地で服屋を出す事は、暗黙の了解で”タブー”とされていましたが、若干、KY的な要素を持つ私が、空気を読まずに、お店を出してから半年です。
この近郊の住民にとって、
「服屋が無いから、一件くらいセレクトショップがあってもいいのになあ。
でも名張やし、厳しいんとちゃうかなあ」
そういう、この街に対しての、願いや諦めの感情は、ここに住む住民の心理に確実に存在していた感情だと思います。
私の友人周りにも、オープンの際に、「名張は厳しいと思うけど、頑張れよ」っという、軽い叱咤激励の言葉に対し、私も、
「おー、頑張るわー」って、素直に返したらいいのに、「なんで、厳しいと思うん?俺は今まで、XXな行動をしてきて、研究を重ねた結果、充分に勝算はあると思うねん。」そう、言い返しましたね。
他の、色んな地方のお店を知っているからこそ、湧いてきた悔しさと言いますか。
誰もが口々に 彼を罵った。デタラメの地図に目が眩んでるって。
私も、内心は厳しいと思っていましたが、それを変えたくてお店を出す事を決意していたので、『厳しい』という言葉に過剰に反応し、その言葉を聞くたびに、憤慨していました。そして、去って行ってしまった友人も、中にはいます。
私の、心のゆとりの無さからくる、憤慨でしたね。グッと耐えておけばよかったのですが。。。悪い事をしました。。。
容易く、人、一人を値踏みしやがって。世界の神ですら、笑う権利なんて持たないのに。
前にも言いましたが、私は、色んな固定概念を持つのが嫌いなのです。この地で、お店を出す事は、『厳しい』と決め付けて、ただ誰かがチャレンジするのを傍観していたところで、何も変わらないですからね。
今、私のチャレンジにより、この近郊の、固定概念をぶち壊したことが、自分の最大の誇りです。
約80000人いる、市民の中で、チャレンジしたのは、1/80000の自分だと言うのは、ずっと残っていく事実です。
本日も、お母さんと娘3人様で、いつもお買い物していただいている、ファミリーの顧客様が、本日、旦那さんを連れてきてくれました。昔、某ブランドのパタンナーをされていたらしく、50代と思えない風貌をしたパパさんだったのですが、シャツを購入され、娘さんも、ジーンズを購入。旦那さんは、今度、チノパンを狙う。とおっしゃってくれました。久々の、年配の男性に会えた事に、私もとてもうれしいものがありました。
「この名張には、今までこういったお店が無かったからうれしい」
「(地元新聞)YOUには滝マニアの記事だけで、お店の事は、全く書かれていなかったけど、
逆にその方が良かった。色んな人に、店が知れ渡るのは、嫌だから」
そう言っていただき、私は、服屋冥利に尽きましたね。チャレンジしてよかったと、心より思いました。
そのセリフを聞いて、基本はオールウェルカムなのだけれども、自分の事や、お店を、本当に好きな人を裏切らないように、アンダーグラウンド感を兼ね備えた、営業活動をしていくと、再決意しましたね。
新色ベージュ。いいでしょ?A vontage ¥21.840(税込)mens S・M・L
「Mさんモデルありがとう。あなたが着ると、そのポロも、ピジャクロに見えます。」
夢の終わりは、カレが拳を下げたトキだけ。
夢の始まり、とりわけ、まだ具現化できていない時は、色んな罵声が飛んでくるものだと思います。
周りには見えていない故の心配や、嫉妬心からくる妬みの発言もあるかもしれません。
でも、自分自身の眼には、確かに見えているものがあるなら、なりふり構わず、突き進めるでしょ?
誰もがその手を振っていた。 黄金の海原を走る、船に向けて。
最初、色んな声もありましたが、今では、みんながみんな、自分の事を応援してくれています。
春頃の商品は、架空の人物を思い浮かべて、すべて博打的に買い付けたものばかりですが、今では半年の経験もあり、お客様の顔を見て、バイイングしていますし、私も信頼しているコアな服好きの来店もありますので、そんな方に、自分のお店に合いそうなブランドを一緒に考えてもらったり。そんな、自分を客観的に見てくれる、信頼している人もいますので、私は、これまで、全く軸をブラさずにここまで来れました。
弱い自分が強がっている生き様が、誰かに勇気を与えられれば。といつだって思っています。
自ら、その手で破り捨てた、地図の切れ端を、探して集めだせる人が、どこかで生まれるのを期待しています。
容易く、自分自身を値踏みしやがって。 世界の神ですら、君を笑おうとも、俺は決して笑わない。
そんな風な唄が、いつだって、私の中に流れています。
Simple is the BEST ! タケウチ

