「無から生み出すもの」
忘れ去ってしまった人間の記憶の断片というものは、どこに整理されているのか分からないけれども、ふとした際に、同じ環境に立たされたときなどに、フッと思い出されるものですよね。
本日の出勤時、物件探しをしていた際の、感情がよみがえってきたので、本日はそれを記載したいと思います。
昨年の、ちょうど今頃。うだるような暑さも緩和されてきた時期に、現在の物件を選んだ事を思い出しました。
現在の物件は、会社員時代の、通勤ルートにありました。なので、名張~伊賀を結ぶ旧名張街道と呼ばれる、お店のあります、この通りが、なかなかの交通量を誇る通りであることは、身をもって分かっていました。
昼間も交通量は多いですし、夕方などは、帰宅ラッシュで、近くの交差点が、渋滞になるのですよ。
朝、夕、この物件の前を通ってたわけですが、この現在の物件が、『テナント募集』になっているのを見て、直感的に、
『ここだ!!』って、思いました。以前、お話した、「ひっそり感」も気に入りました。未だに、お客様に、
「ずっと桔梗が丘に住んでいるけど、気づかなかったです」と言われるくらいの、ひっそりさです…。
「出勤時、いつも気にならないのに、なぜか気になって撮った松の木」
不動産に連絡し、テナントのあるビルのオーナーとも、お話をし、
「来年の春に、お店をOPENさせるつもりなので、それまでに他の誰かが、借りたいと言った時点で契約します」
と伝えました。すなわち、物件の予約をしたわけですよね。
年が明けて、今年の1月にビルのオーナーから、借り手の希望者が出た。と連絡がありました。
私は、3月にオープンできる見通しがついたので、その時に、契約をしたわけです。
契約が決定するまでの間で、テナントの中を見せてもらったのは、昨年8月に初めて見せていただいたときの、1回のみであり、その8~12月の間は、自分が客になったつもりで、何度も車でテナントの前を通ったりして、どういった外装であれば、入ってきたくなるのか?
テナントの前に駐車して、空物件と、にらめっこして、自分自身がどういった内装のお店を作りたいのか?
その2点を、何度も何度も、イメージしました。
主体的に、そして、客観的に。内装においても、外装においても、褒められるものを目指して。。
テナントの前借主の、ペットショップの方々にも、
「あの物件をここまで、綺麗にしていただいて、この物件も喜んでいると思います」
と言われるくらい、空物件の時は、ボロボロでありました。
自分でも、よく、あの「無」で、「ボロボロ」の状態から、今の物件をイメージし、それを近づける実行していけたなあ。と、思います。イメージして、大金をかけて、イメージ通りならなかったら、恐ろしくないですか…?
あの頃の私の心境は、
「どっちみち、今の自分は死んでいるんだから、(自分の想うお店を持つ事で)生き返る可能性が
あるんだったら、それに賭けてみよう」
選んでいた時に、松の写真を撮っていた事実に、ゾクってしました。」
そう思って、空の物件がどう変身していくか?という期待と不安の間を、行ったり来たりしていましたね。
今年の2月に入り、業者さんの立合いの中、自分のイメージを伝えました。
この壁は壊して、ここに新たに壁を作りたい。床は全部、パイン材。壁は全部、白。
間接照明は○個。試着室を作って欲しい etc etc
それらが施行されていく度に、不安とは裏腹に、自分の想っていた内装に、ドンドン近づいていき、内装が終わった時には、OPENさせる事への期待でいっぱいになっていました。
あとの不安要素は、買い付けた什器類、ランプ、ハンガーラックなど雰囲気や採寸が、その内装に合うかどうかだったのですが、その辺りの問題も無事にクリアし、今に至ります。
お店を持った後も、「お店を持つまでのHOW TO 」みたいな本は、よく目を通しますが、そこで、共通して書かれていることに、私も強くそう思う事があります。
「無からイメージする事が重要。イメージできる事は、立派な才能。あとは、それを誰に、
言われようが、実行していくことが大切。」
Solmate Socks ¥3.360(税込) レディスワンサイズ
「パイン+白壁は、温かみが出るので、私の中で必須条件でした。」
そんな風に、私も強く思います。
私は、昔から、色んな事を頭の中で、想像するのが好きでしたが(なんか文章だけ見ると、『あやしい…』って言われそうですが)、確実に、そういった妄想癖が、イマに結びついているのを実感しています。
どんな逆境においても、プラス思考で、自分がそれを乗りきるビジョンをイメージして、それに近づけていく。
ジョン・レノンも、「Imagine」 って唄っているでしょ。きっと生きるうえで、それが重要だと思いませんか?
Simple is the BEST ! タケウチ
