屈指の難易度の滝百選。
昨日の定休日、全国滝百選にも認定されている、奈良県天川村の双門大滝に行ってきました。
こちらは、滝百選の中でも、道のりが険しいことで有名であります。
いつものように、前日の深夜から出発。夜中の1時に、滝マニアの幼なじみ・N野氏のところに迎えに行くのがパターンです。テントを張って、就寝したのが3時30分頃でした。またまた、テント内の蒸し暑さで目覚め、起きたのが7時30分頃でした。
自分の現在地と、地図と、コンパスさえあれば、どこでも行けるさ。
今回から、こないだ購入したアイギュールのバックパックで、登山です。一見エルベシャペリエのように見えますが、プロユースのブランドなので、メチャクチャ使いやすかったです。ウエストのベルトもついてますしね。
程よく整備された、林道をしばらく登っていくと、朽ち果てた川跡に出ます。
滝を目指した登山に行くと、たまにこういった枯れた川に出くわしますが、いつも「あっ。この感じ、好きかも」って、思ってしまいます。なんかノスタルジーを感じるんですよね。
平家物語でいえば、「盛者必衰の理をあらわす」と、いったところでしょうか。そういうのを感じてしまいます。まあ、いくら勉強しても、大嫌いな国語の成績は、「いと わろし」でしたが。
更に、しばらく歩くと、どこからか、急に川が復活します。どういう仕組みなんでしょうか?
二人ともダナーを履いているので、浅瀬なら、靴の中に浸水することが全くないので、ガンガン突き進みます。
ロールプレイングゲームでよく存在する、HP・MPが全快する、「癒しの泉」とは、こんな感じではないでしょうか。
確かに、登山で疲労した体力も精神も、リフレッシュできますね。
道のりもドンドン険しくなり、軽いボルダリング・フリークライミング的な地形に出くわします。
これがメチャクチャ楽しいのです。全身を思いっきり使うんで、次の日は筋肉痛になります。
双門大滝の下流に存在する、「一の滝」です。、月曜・火曜の雨による増水で、空気が張り裂けてしまいそうな程の轟音を上げていました。バリバリバリッ。バオー来訪者的に言わしてもらうと、バルバルバルって感じでしょうか。けっこうマニアックでしょ。
ここまでも中々のハードさだったのですが、ここから、双門大滝を象徴する、危険な角度で取り付けられた「ハシゴ」が32個、続きます。これが、メチャクチャハードでして、転落したらアウトなので、非常に緊張感がありましたね。集中力を欠いたら、間違いなく、「死」が待ってます。
滑落したら、間違いなくアウトな断崖絶壁からの、絶景です。
しかも、こんなときに限って、でっかいハチが寄ってきたので、二人の間にものすごい緊張感が走りました。
ハチが寄ってきたときは、静かに、動かないようにする、のセオリーを守ると、去っていきました…。
はあはあ…。どきどき…。
スズメバチに刺されたことのある方が、二回目に刺されたときに起こる、アナフィラキシーショックが出るか出ないかは、皮膚科で検査してくれるらしいのですが、二人ともまだ未確認なので、余計に怖かったですね…。
危険なハシゴ地帯もクリアし、登山開始2時間30分で、双門大滝に到着しました。
遠望の一箇所しか撮影できないので、雰囲気を伝えられる写真は撮れませんでしたが、ものすごい臨場感でした。良い滝を形成する要素として、きっと他の滝マニアも、きっと「空間」の要素をあげるでしょう。
こちらの双門大滝も、絶壁のテラスになっており、自然の驚異が作り出したステージ、滝の轟音によるオーケストラ、という感じでした。こんな絶景を見れるなんて、幸せものです。
双門大滝前で、昼食をとるか提案してみたところ、パートナーN野氏が、「下山して、ここに来るまでの危険箇所を乗り越えてからでないと、生きた心地がしない」 とのこと。確かにそうです…。乗り切ってから、落ち着いてカップラーメンを食べることになりました。
危険箇所を無事に乗り越え、昼食です。もちろん、川の水を沸かします。
苦労してたどり着いた滝を見たあとのカップラーメンは、スポーツのあとのポカリスエットみたいなものですね。
くぅ~、うめぇ~。
車の停車場にたどり着いたときは、一気に、「安堵感」と「充実感」に包まれます。
今日も生きて帰れたなあ…。良い滝みれたわあ~。
登山の後はもちろん、温泉へ。天の川温泉へ行ってまいりました。
ジャンクフードを止めたうえ、最高の長時間の有酸素運動をした後の、自分の肉体を眺めると、前より引き締まった感がありました。このまま、夏のビーチを独り占めできそうな肉体を作り上げます。
人混みが苦手で、海よりは、誰もいない川派なので、誰の視線も集めることはできませんが…。
6月はもうN野氏と休みが重なることがなく、7月の初旬に、これまたハードな滝百選、「中の滝」に行く予定です。
梅雨が開けると、外敵が増殖するので、今年の登山系滝レポートは、それが最後かな?
「え~、そんなの寂しいー!」って心の中で思った方。もう立派な滝マニア予備軍ですよ(^^)
Simple is the BEST ! タケウチ








