ヨーグルトって食べたことない方、まずいないと思います。
今でもヨーグルトを朝食や昼食時など、
定期的に食べてる方、少なくないですよね。
一般的な健康面の印象としては、
「お通じが良くなる」「便秘に良い」「腸に優しい」
こんなところでしょうか。
でも、本当にそうなのでしょうか?
ヨーグルトの原料は牛乳です。
牛乳を飲むと、お腹がごろごろしたり、下痢をしてしまう人っていますよね。
僕も小学生のころ、給食で出された牛乳を飲むと
お腹が痛くなったり、下痢になったりしてました。
これはなぜかというと、
人間は、牛乳を分解するための酵素をほとんど持っていないからなんです。
つまり、ヨーグルトを食べるとお通じが良くなるというのは
言葉をすり替えているだけで、
実際は、下痢のような状態になっているわけです。
牛乳には乳糖と呼ばれる糖質が含まれていて、
人のお乳には1ℓあたり75g、
牛乳には1ℓあたり45gが含まれています。
その乳糖を消化するには
ラクターゼという消化酵素が必要になります。
そのラクターゼは母乳を消化するためのものなので、
生後1歳半~4歳くらいの間には少なくなり、
やがて体内にはほとんどなくなります。
そりゃそうですよね、小学生になっても中学生になっても
お母さんのおっぱいを飲んでる子どもなんて
いませんから(笑)
でも人は大人になってお母さんの母乳は飲むことはなくても、
牛のお乳はなんの疑いもなく飲んでるわけです。
その時には乳糖を消化するための酵素を持っていないため、
胃痙攣やアレルギー、下痢などの
拒否反応を起こしてしまうのです。
これが乳糖不耐という症状です。
発酵食品というと真っ先に
ヨーグルトやチーズを思い浮かべる人も多いと思いますが、
味噌やぬか漬けなど、植物性のものの方が
腸内環境を整え、善玉菌を増やしてくれます。
日々の朝食のメニューにヨーグルトや牛乳が出てくる方、
明日の朝食、見直してみませんか?☆